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ゴドックスのストロボ V860 IIシリーズにソニー用と富士フイルム用が追加

ケンコープロフェショナルイメージング(KPI)は、GODOX(ゴドックス)のV860 IIシリーズにS(ソニー用)とF(富士フイルム用)を追加。2018年6月20日(水)に発売する。価格はいずれも29,800円(税別)。

GODOX

V860 IIシリーズは、TTLカメラフラッシュとしてGN60(200mm・ISO100)の光量を持つクリップオンタイプのフラッシュ。TTL調光に対応し、リチウムイオンバッテリーによる1.5秒チャージ、フルで650回の発光が特徴だ。また、GODOX 2.4GHz ワイヤレスX1システムに対応する送受信機能を内蔵する。

カメラ側にフラッシュトリガーX1、X Proなどを使用することで、ワイヤレスでのTTLコントロールが可能となる。さらにカメラのホットシューにV860 IIを装着することで、X1フラッシュシステムに対応したほかのオフカメラフラッシュをTTLコントロールすることも可能となる。

 

富士フイルム用ワイヤレストリガーも発売

GODOX X1T

また、TTLワイヤレスフラッシュトリガーGODOX X1シリーズに富士フイルム用送信機「X1TFJ」が追加される。こちらも2018年6月20日(水)発売。価格は8,300円(税別)。

GODOX X1は、2.4GHz帯を使用する無線式のラジオトリガー。最大100m離れたストロボを同調発光することができる。1台の送信機(トランスミッター)で1〜複数台の受信機(レシーバー)を介してフラッシュの同調発光が可能で、ホットシュー経由での同調のほか、シンクロケーブル経由での同調にも対応する。1/8000秒までのハイスピードシンクロにも対応し、ワイヤレスシャッターとしての機能も備える。

KPIが発売する日本正規版は、日本の電波法の認証を受けているほか、KPIの国内保証書と日本語取り扱い説明書を同梱する。

 

GODOX V860 II S/F 主な仕様

対応カメラ V860 II S:ソニー用 / V860 II F:富士フイルム用
ガイドナンバー(1/1出力@200mm) m/ISO:60 / ft/ISO:190
フラッシュ範囲 20〜200mm (14mmワイドパネル付き)、オートズーム(フラッシュ発光範囲はレンズの焦点距離および画像サイズに合致するように自動設定)、マニュアルズーム、スイング/チルトフラッシュヘッド(バウンスフラッシュ):0〜360°
シンクロモード ハイスピードシンクロ(1/8000秒まで)/ 先幕、および後幕シンクロモード
マルチフラッシュ 最大90回、100Hz
ワイヤレスフラッシュ機能 マスター、スレーブ、OFF
送信範囲(約) 光伝送(室内 12〜15m / 屋外 8〜10m)
モデリングフラッシュ カメラの被写界深度プレビューボタンで発光
電源 11.1V / 2000mAh リチウムイオンポリマーバッテリー
リサイクルタイム 1.5秒
フル発光回数(最大) 約650回
サイズ(縦 ×横×高さ) 64×76×190mm
重量 430g(バッテリー付き 540g)

GODOX X1TFJ 主な仕様

内蔵リモートシステム 2.4GHzワイヤレストランスミッション
電源 単3形乾電池2本
マニュアルフラッシュ 可能
TTLオートフラッシュ 可能
フラッシュ調光補正 ±3EV(1/3EV刻み)
制御スレーブグループ 最大6グループ
送信範囲 約100m(電波状況により異なる)
出力インターフェース PCコードによる入出力
大きさ 72×75×52mm
重さ 100g