ミラーレスカメラ「ソニー α9」のファームウェアVer.3.00が、2018年6月28日(木)に公開された。同日に発表された新レンズ「FE 400mm F2.8 GM OSS」への対応などが盛り込まれている。
■変更内容
- 新レンズSEL400F28GM(FE 400mm F2.8 GM OSS)への対応。
- 手ブレ補正性能の最適化および手ブレ補正モードスイッチ(レンズ)のMODE3対応。
- [ファンクションリング(レンズ)]設定メニューの追加。
SEL400F28GMのファンクションリングの機能として[パワーフォーカス]に加えて[APS-C S35/フルサイズ切替]機能の割り当てが可能になる。 - [AF時の絞り駆動]設定メニューの追加。
SEL400F28GM装着時、[AF時の絞り駆動]を[フォーカス優先]に設定すると、電子シャッターによる連続撮影において絞り値がF11より大きな値の場合でもAF追従が可能になる([フォーカスモード]:AF-C設定時)。絞り値がF11より大きな値の場合は連続撮影速度が遅くなる。
- スポーツ・報道機関のプロからの要望の大きかった機能の追加。
- [シリアル番号書き込み]設定メニューの追加によりExifへの書き込みの入/切に対応。
- AF性能・機能改善。
- 動体への追従性等、コンティニュアスAF性能の向上。
- 低照度下におけるAF速度の向上。
- [カスタムキー(撮影)]に割り当てできる機能として[AF被写体追従感度]機能を追加。
- LA-EA3装着時にすべてのフォーカスエリアに対応。
選択可能なフォーカスエリアとして[ゾーン][拡張フレキシブルスポット][ロックオンAF]を追加。
- フラッシュ撮影時の性能・機能改善。
- フラッシュ撮影時のレリーズタイムラグを短縮。
- ワイヤレスフラッシュ撮影時の[スローシンクロ][後幕シンクロ]設定に対応。
- 外付けフラッシュ(HVL-F60RM)にカラーフィルターを装着した時のホワイトバランス自動補正に対応。
- その他改善。
- [フォーカスモード]:AF-C設定時におけるレリーズタイムラグの安定化。
- その他動作の安定性向上。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/firm/?mdl=ILCE-9