カメラグランプリ2010大賞の『オリンパス PEN E-P1』。オリンパス初の大賞受賞、オメデトウございます!
カメラ記者クラブ賞は『キヤノンEF100ミリF2.8LマクロIS USM』と、ソニーの裏面照射型CMOSセンサー『Exmore R』。CMOSセンサーのパーツと一緒に、それを搭載した4モデル(HX5V、WX1、TX7、TX5)も展示されていた。
写真の日である6月1日(火)、聖路加ガーデン(47Fの展望レストラン)で開催された「カメラグランプリ2010」の授賞式に出席しましたヨ。たしか、昨年の授賞式も“まずまずの天気”だったと思うけど、今年の授賞式は、それ以上の好天に恵まれた。あ~、最寄りの築地駅から聖路加ガーデンに向かう途中の公園の緑や木陰が、とっても爽やかだねぇ~。
ご存知のとおり、今回のカメラグランプリ大賞は『オリンパス PEN E-P1』が受賞(あなたが選ぶベストカメラ大賞とのダブル受賞)。そして、カメラ記者クラブ賞は『キヤノンEF100ミリF2.8LマクロIS USM』と、ソニーの裏面照射型CMOSセンサー『Exmore R』が受賞。
…で、授賞式に出席している人が持ってるカメラをチェックしてみると、さすがに『オリンパス PEN E-P1』が多いね(E-P2も混ざってると思うけど)。そういうボクは、裏面照射型CMOSセンサー『Exmore R』を搭載した第一弾モデル『ソニー サイバーショットDSC-WX1』を持参した。
それにしても、今回のカメラグランプリ2010大賞の選考はかなり迷ったね。ボク自身もだけど、票の割れ方を見ても、その傾向がよ~くわかる。カメラグランプリ大賞の定義は「最も優れたカメラ」なんだけど、その“優れた”の捉え方が、人によって変わってくるからね。カメラとしての完成度やトータルバランスの良さ? それとも、他にはない特長的な点? 設計思想やコンセプトの斬新さや世間へのアピール度? …などなど、いろんな捉え方があるからサ。
いずれにせよ、今回の結果を見ると、マイクロフォーサーズが先導する格好になっている“ミラーレス一眼”に対する関心度が、これまで(昨年あたりと比較)以上に高まっているのが、よ~くわかる。さあ、間もなく発売される「ソニーNEX-5、NEX-3」も、この勢いに乗ることができるか? そして、今のところミラーレス一眼に参入していない、キヤノンやニコンやペンタックスの動向はいかに!? う~ん、これからも目が離せませんナ!
ボクと同じ、カメラグランプリ2010選考委員であり、ニコンカレッジ講師の同志でもある、斉藤勝則さん(左)と中井精也さん(右)。斉藤さん、また調布周辺の話題(家が割と近いんですよ)で盛り上がりましょーね! 中井さん、色モノ大王の座、まだまだ渡しませんゾ!!(笑)
CAPA&デジキャパ!軍団(軍団って何?)の面々も出席。CAPA編集部の横畠さん(左)、カメラグランプリ2010実行副委員長のお役目、ご苦労様でした。デジキャパ!編集長の佐川さん(右)、あ、ボクと目が合った瞬間、なんで逃げるの!?(笑)
47階の展望デッキから、建設中の「東京スカイツリー」方面を望む…。
◆ソニー サイバーショットDSC-WX1 24ミリ相当で撮影 プログラムオート F7.1 1/500秒 +0.3補正 WBオート ISO160