ニュース

写真甲子園2018本戦開幕! 高校写真部の熱い夏が始まった

「写真の町」北海道東川町で、今年も東川町国際写真フェスティバルが開幕。その主要イベントのひとつ「写真甲子園2018」が7月31日(火)から始まった。

写真甲子園2018本戦1日目
午後3時から、東川町農村環境改善センターで開会式が行われた。

 

高校写真部の頂点を決める写真甲子園は、今回で25回目。予選には全国から510校が参加し、各ブロックごとの予選大会を勝ち抜いた19校が本戦に駒を進めた。1校につき3名がチームを組み、今日から3日間、撮影とセレクト、さらに公開審査形式でのプレゼンテーションに臨む。

 

写真甲子園2018本戦1日目
選手宣誓は東京都立総合芸術高等学校2年・毛部川天さん。

 

今大会からの試みとして、提出作品のカラー・モノクロ指定が行われる。本日8月1日はカラー、明日2日はモノクロ、最終日の3日はどちらでもよい。これまでカラー・モノクロどちらかしか撮影したことがないという学校が多く、選手の育成という観点から両方に挑戦してもらう機会を設けたという。本日の撮影地は上富良野町と美瑛町。雄大な景色を素材に、夜の公開審査会ではどのような作品が飛び出すか。CAPA CAMERA WEBでは金曜まで連日、現地からレポートを行う予定だ。

 

写真甲子園2018本戦1日目
初日は出場する各校が町内の一般家庭にホームステイ。翌日からの戦いを前に、ホストファミリーとともにジンギスカンでの歓迎交流会へ。

 

なお、東川町国際写真フェスティバルのメイン会期は8月5日(日)まで。土日には第34回写真の町東川賞授賞式をはじめ、さまざまな展示やイベント、ワークショップなどが町内各地で行われる。

 

 

〈写真・文〉鹿野貴司