コシナが、フォクトレンダーブランドのソニーEマウント用超広角MFレンズ「COLOR-SKOPAR 21mm F3.5 Aspherical E-mount」を発表した。発売は2018年10月予定、希望小売価格は85,000円（税別）。
COLOR-SKOPAR（カラー・スコパー）はフォクトレンダーが1920年代に発売し、小型カメラの主力レンズとして多くのカメラに使われたSKOPARをカラー写真に対応させるべく、1949年に改良した高性能レンズ。
その伝統を受け継ぐこのレンズは、フルサイズのイメージサークルをカバーするとともに光学系をソニーEマウントセンサーに最適化。開放F値をあえて実用的な明るさのF3.5に抑え、コンパクトさと高性能を両立させた。
■電子接点を搭載
マニュアルフォーカス・マニュアル絞り専用設計だが電子接点を搭載し、Exif情報にレンズの使用状況が反映される。距離エンコーダーを内蔵し、カメラボディ側の5軸手ブレ補正に対応。フォーカスリングの操作によるファインダーの拡大表示も可能。
■ダイナミックな描写が楽しめる
91.2°の画角で、ダイナミックな描写が可能。フルサイズながらピントの合う範囲が深いため、スナップ撮影にも適している。最短撮影距離20cmまで被写体に寄って、遠近感を生かした表現も楽しめる。
■主な仕様
マウント ソニーEマウント
焦点距離 21mm
レンズ構成 8群9枚
画角 91.2°
開放絞り F3.5
最小絞り F22
絞り羽根枚数 10枚
最短撮影距離 0.2ｍ
最大撮影倍率 1：6.45
フィルター径 φ52mm
サイズ（最大径×全長） φ62.8×39.9mm
質量 230ｇ
付属品 レンズフード