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キヤノンが超望遠1365mmの65倍ズームデジカメ「SX70 HS」を海外発表!フォトキナで展示

2018年9月26日(水)〜29日(土)の4日間にわたり、ドイツ・ケルンで世界最大の写真・映像用品展示会「フォトキナ2018」が開催された。会場のケルンメッセから、各メーカーの新製品やイチオシ製品を紹介しよう。

「EOS R」が人気のキヤノンブースで、海外発表の65倍ズームレンズ一体型カメラ「PowerShot SX70 HS」を見つけた!

フルサイズミラーレスカメラ「EOS R」が注目を集め、タッチ&トライコーナーには長蛇の列ができるほどの盛況ぶりを見せていたキヤノンブース。ブース内では、EOS R、EOSシステム、プリント、メインステージと大きく4つに展示スペースを分けて製品を紹介していた。

Photokina2018:Canon
 

国内発表は未定ながら、海外では2018年11月にリリースされる予定の「PowerShot SX70 HS」が新製品として展示されていた。21〜1365mm相当の高倍率65倍ズームを搭載するレンズ一体型デジタルカメラだ。4K動画撮影機能を備え、7.5インチのバリアングル液晶モニター、約2030万画素のCMOSセンサーなどを搭載する。

PowerShot SX70 HS
 

本格的な作品展示のスペースを設けてプリントの魅力を紹介していた。展示作品は一見するとバックライトで映し出されているように見えるが、展示スペースの照明を計算してプリントされたものだという。

Photokina2018:Canon
 

HDRで撮影した画像をプリントする技術も展示されていた。カメラとプリンターの機種が制限されるものの、特殊なインクや用紙を必要としないでHDRの画像をプリントすることができる。

Photokina2018:Canon
 

 

〈写真・文〉柴田 誠