2018年9月26日(水)〜29日(土)の4日間にわたり、ドイツ・ケルンで世界最大の写真・映像用品展示会「フォトキナ2018」が開催された。会場のケルンメッセから、各メーカーの新製品やイチオシ製品を紹介しよう。
ソニー αシリーズの瞳AFが動物にも対応する!
カメラやレンズはもちろん、ビデオ、放送機器まで、幅広い製品群が展示されていたソニーブース。フルサイズ対応Eマウントで30本目となるFEレンズ「FE 24mm F1.4 GM」が初お目見えしていた。プレミアムレンズGマスターシリーズの大口径広角単焦点レンズだ。
さまざまな展示がある中、注目されたのは「瞳AF」機能の進化についての技術展示。αシリーズに搭載されている「瞳AF」機能は、2019年の早い時期に動物の瞳も追従する機能が提供される。ブースでは、その解説とともに、いくつかの動物の瞳を追従している様子が展示されていた。人間同様に、横顔や速い首の振りにも対応することで、動物写真の分野でも活用できるようになるという。
ステージや撮影体験コーナーを広く取って、実際に機材を手にすることができたソニーブースは、ステージ、カウンター問わずどこも満員状態。ブースが見渡せないほどの盛況ぶりだった。
〈写真・文〉柴田 誠