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歪みゼロの超広角10mmレンズ「SAMYANG XP 10mm F3.5」サムヤンが発表

2018年9月26日(水)〜29日(土)の4日間にわたり、ドイツ・ケルンで世界最大の写真・映像用品展示会「フォトキナ2018」が開催された。会場のケルンメッセから、各メーカーの新製品やイチオシ製品を紹介しよう。

サムヤンがフルサイズ対応の超広角レンズ「XP 10mm F3.5」を発表

回を追うごとにその規模を大きくしているサムヤンブース。レンズラインナップはスチル用とムービー用を合わせるとかなりの量があるので、それもうなずける。多くがMFレンズだが、シフトレンズもある。また、最近はAFレンズの充実も図っていて、あなどれないと思わせるレンズメーカーになった。

photokina2018:SAMYANG
 

新製品として展示されていたのは、フルサイズ対応の超広角レンズ「XP 10mm F3.5」(左)と「XP 14mm F2.4」(右)の2本。14mmキヤノン用は、日本では発売済みの製品だ。「XP 10mm F3.5」の説明パネルには「Zero Distortion(ゼロ・ディストーション)」の文字。コストパフォーマンスの高いサムヤンのレンズだけに、性能と価格が気になるところだ。

photokina2018:SAMYANG XP 10mm F3.5
 

サムヤンのブースはソニーの隣にある。それもあってか、ソニー寄りの一角にソニーマウントのレンズをずらりと並べて製品群をアピールしていた。

photokina2018:SAMYANG
 

 

〈写真・文〉柴田 誠