2018年9月26日（水）〜29日（土）の4日間にわたり、ドイツ・ケルンで世界最大の写真・映像用品展示会「フォトキナ2018」が開催された。会場のケルンメッセから、各メーカーの新製品やイチオシ製品を紹介しよう。
ホースマンブースは、一眼レフでアオリ撮影が可能になる「Horseman Axella」が人気
ケンコープロフェッショナルイメージング（KPI）が扱うHorseman（ホースマン）が、日本から輸出するかたちで出展していた。展示されていたのはデジタルビューカメラの「Horseman Axella」と、各種カメラに装着することで、アオリを使った撮影を可能にする「ホースマン VCCプロ-G」。いずれも日本では発表済みの製品だが、ヨーロッパで出展して紹介されるのは初めてだという。
「Horseman Axella」は、デジタルカメラバックをはじめデジタル一眼カメラ、デジタルシネカメラなど、カメラタイプを問わず装着が可能で、アオリ量を決めた後から手元のダイヤルで微調整ができる。そのユニークな機構に来場者も興味を寄せていた。
〈写真・文〉柴田 誠