適度な丸みがありながら、どこかシャープなフォルムの『サイバーショットDSC-H5』。後ろは、仕事で借用した最新機種のDSC-H7。前側から見た印象はH5とそう変わらないけど、液晶モニターの仕様がランクダウンで表示情報が見づらいんだよネ…。
原稿作業に追いたてられて、満足に自宅から出られなくなると、そのウップンをインターネットショッピングにぶつけてしまう今日この頃。つい最近も、大手カメラ販売店のネットショップで、ついつい「カートに入れる」のアイコンをポチッと押しちゃった(苦笑)。その衝動的にポチッと押したブツは『ソニー・サイバーショットDSC-H5』デス。「カールツァイス」ブランドの36~432ミリ相当の光学12倍ズームを搭載する、有効画素720万画素の高倍率ズーム機なのネ! 購入時期はちょっとビミョーだった。すでに今年の春モデル『DSC-H7』が登場した後だったから。こっち(H7)のレンズは、同じくカールツァイスの31~465ミリ相当の光学15倍ズーム。そう、広角側も望遠側も勝っているのよ。有効画素も810万画素までアップ!
たしかに、H7の広角側にも拡大した光学15倍ズームなどは魅力だけど、H5の方が勝っている部分も多いんだよね。まず、液晶モニターが3.0型の大画面であること。しかも、23万画素の高精細タイプ(色はちょっと青っぽいけど)。H7の液晶モニターは2.5型で11.5万画素。明らかにワンランク以上落ちる仕様。しかも、表示文字が異常に小さくで見づらいぞーっ!! そして、H5の電源は「単3形電池×2本」。本数が少ないのでスタミナはいまいちだけど、その汎用性の高さ&気軽さは、この手の“気軽に使うカメラ”としてはウレシイ仕様。レンズのフロントキャップの安定感(外れにくさ)も、あきらかにH5の方が上。あと、ボクの感想としては、望遠域でのレンズ描写なども、H5の方が自然で安定してる気がするんだよねぇ…。「液晶ビューファインダーの接眼部が出っ張りすぎ」といった不満点もあるけれど、全体的には「最新機よりイケてるじゃ~ん」って印象を持った『サイバーショットDSC-H5』なのでアリマシタ~!
自宅にほど近い神代植物公園で「バラフェスタ」が開催されている。そこで、赤と黄の色のグラデーションが美しい一輪のバラを見つけた。こういった被写体&シチュエーションでは、400ミリ相当以上の望遠域までカバーする高倍率ズーム機がとても便利。でもって、望遠端の画角で狙い、絞り優先オートで開放(F3.7)に設定する。まあ、デジタル一眼レフには負けるけど、なかなかキレイなボケ味(効果)でしょ?