千葉の幕張メッセで、2018年11月14日(水)〜16日(金)に開催された「Inter BEE 2018(国際放送機器展)」。音と映像と通信のプロフェッショナル展ということで、コンテンツビジネスにかかわる最新のイノベーションが国内外から一堂に会するプロ向けの国際展示会だが、カメラ関連のメーカーも数多く出展していた。会場で見つけた、アマチュアにもオススメの注目アイテムや面白アイテムをピックアップして紹介しよう。
【メタルトイズ】純金製のショットバッグを展示!? 遊び心がいっぱい詰まったショットバッグ
スタジオでスタンドなどの転倒を防ぐ「ショットバッグ」も、メタルトイズの手にかかればこんなに楽しいグッズになる。
ウェイトやサンドバッグとも呼ばれるショットバッグは、砂や鉛を詰めているものが多かった。しかし、砂は袋が破れるとこぼれた砂の始末が大変だし、鉛は環境によくない。そこでメタルトイズでは、環境に優しくて扱いやすいペレット状のステンレスを使用したショットバッグを販売している。
5〜7kgのものが一般的だが、8kgと12kgのものを展示、販売していた。12kgのものはグリップを備え、ウェイトトレーニングにもムリなく使えるようになっている。
なかでも注目を集めていたのは、24金製の、その名も「金のショットバッグ」。「お手を入れないでください。赤外線センサーが作動するかもしれません」という注意書きがあるものの、ぱっと見は真鍮製のペレットのようにも見えるので、「警備員はいませんがホンモノの金です」と言われたときはちょっとビックリ。お値段は8kgで4800万円。買いたいというお客さんが何人かいたというのも驚きだった。
〈写真・文〉柴田 誠