ニコンのレンズ交換式カメラ用レンズ「NIKKOR(ニッコール)」が、2018年10月に累計生産本数1.1億本を達成した。
ニコン製写真用レンズのブランドである「NIKKOR」。その名称は、ニコン創業時の社名「日本光学工業株式会社」の略称だった「日光」の英文表記「NIKKO」に、写真レンズ名の末尾に当時よく使われていた「R」をつけて誕生した。1959年に一眼レフカメラ「ニコンF」と同時に発売された「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」などが、最初のNIKKORレンズだ。
現在、NIKKORレンズは一眼レフカメラ用「NIKKOR F」レンズと、ミラーレスカメラ用「NIKKOR Z」レンズで構成され、合計で約100種類を揃えている。
最新のNIKKORレンズは、2018年9月28日に発売された「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」と「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」。どちらもミラーレスカメラ用の「NIKKOR Z」レンズで、「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」はフルサイズミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」のキットレンズにもなっている。12月には、同じくミラーレスカメラ用の「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」も発売予定だ。
左から「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」と「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」
Z 6 24-70 レンズキット