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【カメラ用語事典】調光補正

「調光補正」とは、フラッシュの光量を調節する機能のこと。通常の露出補正では写真全体の明るさを調節するが、調光補正はフラッシュの光量だけを調節する。この機能を使えば、写真全体の明るさとは別に、被写体だけを明るくしたり暗くしたり、といった描写が可能になる。
 

調光補正をプラス側にするとフラッシュの光量が強くなり、反対にマイナスにすると弱くなる。また、カメラに対応したフラッシュ(クリップオンストロボ)を使うと、カメラ側、フラッシュ側、どちらからでも補正操作ができる。
 

 

調光補正+1

 

調光補正なし

 

調光補正-1

 

調光補正-2

 

フラッシュ発光なし

写真/吉森信哉

 

青空を背景にした逆光状態でフラッシュを発光し、調光補正を行った。上から順に、調光補正+1、調光補正なし、調光補正-1、調光補正-2、そしていちばん下がフラッシュ発光なしである。
 

 

上の写真はフラッシュ側で、下はカメラ側での調光補正。