前回紹介したとおり、夏の帰省のメインカメラには「キヤノン EOS5D MarkⅡ」を選んだけど、コンデジが大好きなボクとしては“サブカメラ選び”も、とても重要視している。一眼レフ(または一眼カメラ)では撮れなかったり撮りづらい被写体や状況で、軽快なコンデジは真価を発揮するからねー。
いろいろある(持ってる)コンデジの中で、今回の帰省で選んだのは、スリムなタフネスモデルの「ソニー サイバーショットDSC-TX5」と、カメラ内編集が可能になったハイビジョン動画(AVCHD Lite)や光学12倍ズームなどが魅力の「パナソニック LUMIX DMC-TZ10」の2台である。
その中でも、特に使用頻度が高かったのが『ソニー サイバーショットDSC-TX5』。シャツのポケットなどにも楽に収まるスリム&軽量なボディなのに、1.5㍍耐衝撃性能・水深3㍍防水・防塵・マイナス10℃の耐低温設計…というタフな仕様。だから、いろんな場面で故障を気にしないで撮れる。これは実にありがたいねぇ。
もちろん、撮影機能や性能の面でも「ありがたいナ」と感じる点がいろいろある。裏面照射型CMOSセンサー「Exmore R」による高感度画質や、動く被写体にも対応するスイングパノラマ、最大画素数(10M)での「10枚/秒」の高速連写機能、よりノイズが抑えられる「手持ち夜景モード」…などなど。この下に掲載している作例写真を見ると、そのコトがよ~くわかるでしょ!?
庭先で花火をする前に、スイカをくり抜いた「オバケ提灯」を作る。いやぁ、この提灯を作るのも久しぶりだナァ~。ということで、作っている途中に記念にパチリ。両手はすでにスイカ果汁でベタベタだったけど、防水仕様のDSC-TX5なら、そんなコトは気にせずにカメラを扱える。そう、あとで水洗いすればイイんだから。
◆ソニー サイバーショットDSC-TX5 25ミリ相当で撮影 プログラムオート) F3.5 1/30秒 WBオート 内蔵フラッシュ ISO200
地元(広島県庄原市)きっての景勝地「帝釈峡」。そこにある鍾乳洞「白雲洞」に入ってみる。帝釈峡にはちょくちょくやって来るけど、この鍾乳洞に入るのは久しぶりだ。洞内の気温は年間を通して約11℃。う~っ、このハンパない涼しさ、極楽ですナァ。ちなみに、洞内のいちばん奥は「極楽めぐり」と名づけられている。
◆ソニー サイバーショットDSC-TX5 25ミリ相当で撮影 プログラムオート(手持ち夜景モード) F3.5 1/8秒 WBオート ISO3200
カミサン方の墓参りに行く。そして、左側に母校(庄原中学校)が見える“懐かしい風景”を、スイングパノラマ機能を使って撮影した。
◆ソニー サイバーショットDSC-TX5 25ミリ相当で撮影 プログラムオート(スイングパノラマ) F4.5 1/800秒 -0.7補正 WBオート ISO125
夕方、実家の庭先で“虫獲り”に興じる息子の姿を撮る。ハーフパンツの、左ポケットには携帯、右ポケットにはDSC-TX5…。これがボクの“夏の基本スタイル”だった。
◆ソニー サイバーショットDSC-TX5 48ミリ相当で撮影 プログラムオート F4.5 1/320秒 WBオート ISO125