シグマが、キヤノンEFマウント用レンズ5本とニコンFマウント用レンズ1本の最新ファームウェアを2019年2月21に公開した。キヤノン用は「EOS R」とキヤノン製マウントアダプターEF-EOS Rシリーズとの組み合わせで発生する現象の改善、ニコン用は「Z 7」「Z 6」とニコン製マウントアダプターFTZとの組み合わせで発生する現象の改善などが盛り込まれている。
▲SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art
<キヤノン用>
キヤノン用は、「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary 」「18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary」「18-35mm F1.8 DC HSM | Art」「50-100mm F1.8 DC HSM | Art」「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」の5本。変更内容は下記のとおり。
■SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary キヤノンEFマウント用
■SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary キヤノンEFマウント用
■SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM | Art キヤノンEFマウント用
■SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art キヤノンEFマウント用
・「EOS R」の「1.6倍(クロップ)」の自動設定および「シーンインテリジェントオートモード」に対応。
■SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary キヤノンEFマウント用
・手ブレ補正OS機構が作動中にレンズの取り外しを行うとカメラの電源を再度オンにすることができない現象を改善。
・AFでの動画撮影時に無限遠から近距離側へのフォーカス駆動が停止してしまう現象を改善。
<ニコン用>
ニコン用は、「24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art ニコンFマウント用」の1本。変更内容は下記のとおり。
■SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art ニコンFマウント用
・「Z 7」「Z 6」と「マウントアダプター FTZ」の組み合せにおいて、絞りをF5.6より絞り込んで撮影を行うと、まれに露出オーバーになる現象を改善。
<ファームアップ方法>
ファームウェアは、「SIGMA USB DOCK」を介してパソコンと接続し「SIGMA Optimization Pro」を起動してアップデートする。「SIGMA Optimization Pro」最新版のダウンロードはこちらから。
https://www.sigma-global.com/jp/download/lenses/sigma-optimization-pro/
なお、「SIGMA USB DOCK」を持っていない場合は、シグマへ連絡すれば無償でアップデートしてもらえる。下記へ問い合わせを。
■問い合わせ
株式会社シグマ カスタマーサポート部
フリーダイヤル 0120-9977-88
TEL 044-989-7436(携帯電話・PHSから)
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