2019年11月27日、「PENTAX(ペンタックス)」の起源となった旭光学工業合資会社(当時)の誕生から100年を迎える。リコーイメージングでは、このことを記念して2019年から2020年にかけ、特別なPENTAXファンミーティングの開催や、記念グッズの制作などを国内外で展開していく。
▲100周年を記念して制作された「PENTAX 100YEARS OF HISTORY」のロゴ。今後開催される予定の記念イベントを中心に、ファンとの絆を一層深めるコミュニケーションロゴとして使用される。
現在、「PENTAX」ブランドはデジタル一眼レフカメラや交換レンズ、双眼鏡等のブランドとしてリコーイメージングが展開している。
「PENTAX」を最初に冠した製品は、1957年5月発売の一眼レフカメラ「アサヒペンタックス」だった。当時発売していた国産初の一眼レフカメラ「アサヒフレックス」シリーズにペンタプリズムを載せたとの意味から「アサヒペンタックス」と名付けられた。
以降、カメラを中心とする製品名には「アサヒペンタックス」が使われていたが、1979年9月に発売した「ペンタックス MV-1」からカメラのブランドとして「ペンタックス」が使用されている。
旭光学工業は、2008年3月にHOYA株式会社と合併。ペンタックス・イメージングシステム事業部として事業を継続していた。2011年にはカメラ、双眼鏡等のイメージング・システム事業を株式会社リコーが取得し、現在に至っている。
開催予定のイベント詳細に関しては、決定次第お知らせするので、楽しみに待っていてほしい。
▲CP+2019に「PENTAX KP カスタム」と「HD PENTAX-D FA★85mmF1.4(仮称)」が参考出品された。
〈文〉佐藤陽子