ビクセンは、スマートフォンやタブレットをライトとして使うことができる無料アプリ「NightVision Light(ナイトビジョンライト)」の新バージョンを2019年3月28日にリリースした。従来の赤色ライトに加え、色カブリへの影響にも配慮した「電球色」が選べるようになった。
「NightVision Light」は、スマートフォンやタブレットの画面全体を光らせてライトとして使うことができ、星景写真などの撮影時に活躍するアプリ。今回のアップデートでは、従来の赤色ライトに加えて「電球色」が選べるようになった。
暗闇の中で星図の確認やカメラの操作などで手元を照らしたいとき、懐中電灯などの白色光で照らしてしまうと、暗闇に慣れて開いていた瞳孔が小さく閉じてしまう。目を刺激しない低照度の赤い光を使用するなどの対策が必要だが、赤い色カブリの原因となる場合がある。そこで、目への刺激が少なく、色カブリへの影響にも配慮するため、新たに電球色が搭載された。
画面を上下にスクロールすることで明るさの調整が可能。人気の星空撮影スポットなどで三脚を並べて撮影するような場合でも周囲に配慮できる。アプリ終了時の明るさが記憶されるので、次回アプリを起動した際も前回と同じ明るさで照らすことが可能だ。
▲画面右下の「●」の部分をタップすることで、色が切り替わる。
■NightVision Light 主な仕様
価格 無料
バージョン
iOS:バージョン 1.2(iPhone、iPadおよびiPod touchのiOS 8.0 以降に対応)
Android:バージョン 1.2(Android 4.4 以降に対応)
ダウンロード
https://www.vixen.co.jp/app/nightvision-light/
〈文〉佐藤陽子