パナソニックは、広角24mm・光学30倍のライカDCズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX TZ95」(DC-TZ95)を2019年4月25日(木)に発売する。価格はオープンで、参考価格は54,880円(税別)。ボディカラーはブラックとホワイトの2色をラインナップする。
■暗いシーンもキレイ
「UMIX TZ95」は、コンパクトなボディに1/2.3型の2030万画素 高感度MOSセンサーと光学30倍の高倍率ズームレンズを搭載した「LUMIX TZ90」の後継モデル。高速画像処理を実現するヴィーナスエンジンを搭載し、高感度撮影時のノイズを低減し、光量の少ない夜景などの暗いシーンも明るくキレイに撮影することができる。
■光学30倍ズームのライカDCレンズ
レンズは、35mm判換算で24~720mm相当の光学30倍ズームレンズ「LEICA DC VARIO-ELMAR(バリオ・エルマー)」レンズを採用する。9群12枚のレンズ構成のうち10面5枚の非球面レンズを使用しており、光学30倍の高倍率でありながら、コンパクトなボディを実現。被写体から3cmのマクロ撮影にも対応している。
■液晶モニターとファインダー
背面の液晶モニターは、上方に180度チルトするタッチパネル式モニターとなっている。ファインダーは、約233万ドット相当/倍率 約0.53倍の高精細・大型ファインダーで、明るい屋外などモニターが見にくいときにも、被写体を確認しながらしっかりフレーミングできる。
■ズームバック機能
カメラ背面の「Fn2ボタン」を押し続けることで、望遠時に見失った被写体をズーム倍率を下げて探し出すことができる「ズームバック機能」を搭載。高倍率ズームの操作性をサポートする。
■進化した4Kフォト
4Kフォトで撮影した一連の動きを1枚の写真に合成する「4Kフォト 軌跡合成」を搭載。カメラ内で簡単に合成することができる。レンズの画角を活かして背景も広く写せる「広角4Kセルフィー(4K連写(広角)」も便利な機能だ。被写体の動きや顔を自動検出し、写真選択の手間を軽減する「4Kフォト オートマーキング」、撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト&フォーカス合成」も搭載する。
■スマホ連携
スマートフォンとのペアリングは、省エネで常時カメラと接続できるBluetooth 4.2を採用。常時接続が可能なほか、ジオタグの常時転送も可能で、 Bluetoothでのリモート撮影にも対応する。
■その他の機能
「4K/30p」動画、ハイスピード動画記録が可能。表現したいイメージを選べる「クリエイティブコントロール」は22種類。人物モードにはビューティ効果(美肌・スリム)を新搭載した。パソコンからも充電できる「USB充電」対応となっている。
■LUMIX TZ95 主な仕様
品番 DC-TZ95
カラー ホワイト、ブラック
有効画素数 2030万画素
撮像素子 1/2.3型 高感度MOSセンサー
レンズ LEICA DC VARIO-ELMAR [焦点距離]4.3〜129mm(35mm判換算 24〜720mm) [開放F値]F3.3〜F6.4 [光学ズーム倍率]30倍 [レンズ構成]9群12枚(非球面レンズ10面5枚)
ファインダー 0.21型 約233万ドット相当 カラー液晶ライブビューファインダー
モニター 3.0型 約104万ドットモニター(静電容量方式タッチパネル)
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I U3対応)
サイズ(幅×高さ×奥行) 約112.0×68.8×41.6mm
質量 約286g(本体のみ)/約328g(バッテリー、メモリーカードを含む)
付属品 バッテリーパック、ACアダプター(USBタイプ)、USB接続ケーブル、ハンドストラップ ほか
〈文〉柴田 誠