エレコムは、外付けポータブルSSDの2製品に大容量モデルを追加。2019年5月中旬に発売する。
▲左が名刺サイズのESD-EDシリーズ960GB（ブラック）、右がケーブル一体型のESD-ECシリーズ（レッド）。
そろそろ本格的に外付けストレージへのSSD導入を考えたい。物理的にデータを記録するHDDに対し、電気的にフラッシュメモリへ記録することで、高速データ転送が可能なSSD。現在、好評発売中のエレコムのポータブルSSD 2製品に大容量モデルが追加される。いずれもUSB3.1（Gen1）に対応。高い耐衝撃性能と耐振動性能を実現し、書き込み時の騒音もない。
さらにHDDに比べて消費電力を大幅に低減。モバイル時のノートパソコンのバッテリーへの負担を軽減でき、外部電源を必要としないUSBバスパワー駆動だから、PCのUSBポートに接続するだけですぐに使用可能。HDDよりも劇的に高速なので、大容量データのコピーや移動にストレスがなく、効率アップが期待できる。
▲ESD-EDシリーズの転送速度イメージ
■大容量960GBの名刺サイズ外付けポータブルSSD「ESD-EDシリーズ」
超高速なデータ転送に加え、持ち運びやすい縦93×横54mmの名刺サイズを実現。ポータブルHDD製品に比べて約1/5の超軽量SSD。発売中の120GB/240GB/480GBに、新たに大容量960GBモデルを追加発売。最大読み込み速度は300MB/s、最大書き込み速度は200MB/sだ。接続用USB3.1 Gen1（USB3.0/2.0互換）ケーブル（約22cm）が付属する。
- 960GB（ブラック）ESD-ED0960GBK：29,540円（税別）
［対応機種］Windows 10/8.1/7、macOS Mojave 10.14 ［インターフェイス］USB 3.1（Gen1）/USB3.0/USB2.0 ［フラッシュメモリタイプ］TLC ［サイズ］幅93×奥行54×高さ9mm ［質量］約35ｇ（本体） ［付属品］USB3.1（Gen1）ケーブル1本（USB3.0/2.0互換、約22cm / コネクタ含まず）
■ケーブル一体型のUSB3.1対応外付けポータブルSSD「ESD-ECシリーズ」
ケーブル一体型の「ESD-ECシリーズ」には480GBと960GBを追加。最大読み込み速度は410MB/s、最大書き込み速度は400MB/sを実現。厚さ約11mm、重さ約44ｇと薄くコンパクト。
本体とケーブルが一体型なので、ケーブルを紛失したり、忘れたりする心配がない。使わないときはケーブルを本体に収納できる。ヘアーライン加工とラグジュアリー塗装により高級感を感じさせる質感を実現した。
- 480GB（レッド）ESD-EC0480GRD：16,690円（税別）
- 480GB（ホワイト）ESD-EC0480GWH：16,690円（税別）
- 960GB（ブラック）ESD-EC0960GBK：30,830円（税別）
- 960GB（レッド）ESD-EC0960GRD：30,830円（税別）
- 960GB（ホワイト）ESD-EC0960GWH：30,830円（税別）
［対応機種］Windows 10/8.1/7、およびmacOS Mojave 10.14 ［インターフェイス］USB 3.1（Gen1）/USB3.0/USB2.0 ［サイズ］幅113×奥行48.5×高さ11mm（ケーブル収納時） ［重量］約44ｇ
2機種ともにセキュリティ機能も装備。エレコムのホームページからダウンロードすれば、パスワード自動認証機能付きセキュリティソフト「PASS（Password Authentication Security System）」を使用できる。最大3台のPCで一度パスワードを設定すると、二度目からはパスワード入力せずにデータの保護が可能となる。未登録のパソコンに接続したときはパスワード入力が必要なので、盗難や紛失時のデータ漏えいを防止できる。
〈文〉稲葉利二