ドローンの最大手であるDJIが、アクションカメラ「Osmo Action」を2019年5月17日に発売した。希望小売価格は44,820円(税込)。

5月16日に発表会とプレス向けの体験会が開催された。

▲ゲストのマウンテンバイクライダー・永田隼也選手とDJI・川中良之さん。
「Osmo Action」は、DJI初のアクションカメラ。1200万画素の1/2.3インチCMOSセンサー、ボディ前後にディスプレイを搭載している。前面のディスプレイは自分撮りで使える1.4インチで、背面のディスプレイは2.25インチのタッチパネルで各種設定が可能となっている。


本体のみで水深11mに対応する高い耐水性を備えていることから、会場では水槽に入れられて展示されているものもあった。防水ケースを使えば、水深60mまでの使用が可能となる。


本体は65×42×35mm、124gとコンパクト。激しいアクションからレンズを保護する保護レンズカバーが付属する。また、カメラフレームやクイックリリースベースなどが同梱となる。

オプションでND4、ND8、ND16、ND32の4種類のNDフィルターが用意されている。

バッテリーは、90分の充電で最長135分(ロックステディOFF、1080p/30fps時)が可能だ。

ボディ上部には電源ボタン(左下)とシャッターボタン(右上)。

左側面にはモードと画面の切り替えができるクイックスイッチボタンが設けられている。その下のカバーの中にはUSBポートとマイクロSDカードスロットがある。

オプションのフローティングハンドルには、カメラフレームを装着して取り付ける。


カメラフレームを装着した状態でも各種ボタンが操作できるようになっている。

「Osmo Action」は、ロックステディ(電子手ブレ補正機能)を備えており、マウンテンバイクやスノーボード、ダイビングといった動きの激しいスポーツで活躍できるアクションカメラ。画質や操作性なども気になるところ。次はアウトドアで試してみたいと思った。

〈写真・文〉柴田 誠