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Adobe Lightroom 最新版で、フリンジ除去や美肌処理が簡単に

アドビシステムズが、RAW現像ソフト「Adobe Lightroom」の最新版を公開した。

 

Adobe Lightroom

 
主な新機能は下記のとおり。

 
■チュートリアルと作例写真 (iOS版 / Android版 Lightroom)
新たに追加された「ホーム」画面上に、直近に開いたり保存した写真とともに、チュートリアルや作例写真が表示される。

Adobe Lightroom

インタラクティブチュートリアルは、チュートリアルから直接写真にアクセスし、個々の編集タスクをステップバイステップでガイド。ガイドと指示が直接操作スライダー上に表示され、それに従って調整できる。

作例写真は、加えられた編集操作ひとつひとつがステップバイステップで再生され、完成までのプロセスがわかる。それぞれの具体的な設定値も確認できる。

 
■ヘルプメニューを拡張 (Mac版 / Windows版 Lightroom)
ヘルプメニューが大幅に拡張され、各ツールおよび組み込みチュートリアルについての検索可能なヘルプが含まれるようになった。

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■アルバムへの招待 (Mac版 / Windows版 / iOS版 / Android版 / ChromeOS版 Lightroom)
自分のアルバムに、ほかのユーザーからの写真追加を許可する招待機能を追加。招待人数が多い場合は、招待リンクを作成して不特定多数と共有できる。

 
■テクスチャー (Mac版 / Windows版 / iOS版 / Android版 / ChromeOS版 Lightroom、Lightroom Classic、Camera Raw)
「テクスチャー」は、肌のきめ、樹皮、頭髪のような中精細度のディテールを際立たせたり、平滑化することができる機能。毛穴のような高精細度のディテールは保ちつつ、肌をスムーズにしたり、頭髪のディテールを強調したりできる。「明瞭度」「かすみの除去」などのツールとも併用可能。

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■フリンジ除去 (Mac版 / Windows版 Lightroom)
レンズの色収差に起因するパープルやグリーンの色の縁取り(フリンジ)を除去する機能。「色収差を除去」チェックボックスをオンにしても写真上に色収差が目立つようであれば、フリンジ除去を適用する。

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■バッチ編集 (Android版 Lightroom)
ひとつの画像に適用した設定値を、コピー&ペーストでほかの複数画像にまとめて適用できるようになった。

 
■フラットフィールド補正 (Lightroom Classic)
これまでプラグインとして提供されていたフラットフィールド補正機能が、Lightroom Classicのライブラリモジュールに組み込まれた。フラットフィールド補正は、センサーおよびレンズの特性に起因する非対称のカラーキャスト(望ましくない色調の偏り、色かぶり)を除去する機能。