ソニー α55＋DT18-55ミリF3.5-5.6 SAM（フードは別売）
α55＋DT18-55ミリF3.5-5.6 SAM。…に、85ミリF2.8 SAMをプラス。う〜ん、小粋な組み合わせだぁ〜。
先月（12月）の中旬に『ソニー α55』と交換レンズ数本を、メーカーから借りることができた。しかも、通常よりも長めの期間でネ。…ということで、年末から年始にかけて、このカメラと各レンズを持って、いくつかのイベントや場所にGO！
α55の特長としては、透過ミラーを搭載する「トランスルーセントミラー・テクノロジー」によるAF追従可能な「約10コマ/秒」の高速連写や、有効約115万ドット相当で視野率100㌫の電子ビューファインダー「トゥルーファインダー」の搭載、などが挙げられる。
ボク個人としては、シーンセレクション内の「手持ち夜景」モードなどに魅力を感じるね。このモードは、コンデジのサイバーショットでもよく使うけど、かなり高感度で撮影しても（自動設定）驚くほど低ノイズで高画質。だから、センサーサイズが格段に大きいα55の手持ち夜景なら、さらなる高画質が期待できそう…というワケですヨ。
それにしても、このカメラ軽いよなぁ。ボディ本体が約441㌘、バッテリーとメモリーカード（メモリースティックPROデュオ）を含めても約500㌘。まあ、マイクロフォーサーズ機なら、もっと軽量なカメラもあるけど、α55は”普通の一眼レフ”っぽいスタイルのカメラだから、実際の数値よりも「軽い！」って感じるのかもね。ちなみに、グリップ部の前後の表面素材が、スポーツカーのステアリングのような風合いで、とてもイイ感じ。
”普通の一眼レフ”スタイルのカメラとしてはコンパクトで軽量なα55ボディには、それに相応しい”小粋なレンズ”を選びたいところ。今回借りたレンズは、DT18-55ミリF3.5-5.6 SAM、70-300ミリF4.5-5.6 G SSM、85ミリF2.8 SAM、100ミリF2.8マクロ、の計４本。まあ、18-55ミリは「ズームレンズキット」用のレンズだから、これといって特別な印象はない。あとの３本の中で「α55ボディにピッタリ!!」なのは、やっぱ『85ミリF2.8 SAM』だねぇ。
現在、ソニーのα交換レンズ群には、DT35ミリ SAM、DT50ミリF1.8 SAM、DT30ミリF2.8マクロSAM、という３本のAPS-Cフォーマット専用の”小振りな単焦点レンズ”があるけど、このフルサイズ対応の「85ミリF2.8 SAM」も、それらに負けないくらいコンパクトで軽量なんだよねー。でもって、APS-Cフォーマットだと「127.5ミリ相当」の望遠画角も、かなり実用度が高そう。標準ズーム18-55ミリとの組み合わせも絶妙！ そう、サイズ＆重さだけでなく画角的にもね。
◆ソニー α55 DT18-55ミリF3.5-5.6 SAM（18ミリで撮影） 絞り優先オート F11 1/100秒 -0.7補正 WB太陽光 ISO100 4912×3264ピクセル JPEG（※オリジナルデータ）
「バリアングルチルト可動式液晶モニター」を搭載しているので、こういったローポジション撮影も楽にこなせる。まあ、カメラをタテに構えると変則的になるけど…。
◆ソニー α55 85ミリF2.8 SAM 絞り優先オート F3.5 1/40秒 WB太陽光 ISO100 4912×3264ピクセル JPEG（※オリジナルデータ）
◆ソニー α55 100ミリF2.8マクロ 絞り優先オート F2.8 1/30秒 -0.3補正 WB太陽光 ISO400 4912×3264ピクセル JPEG（※オリジナルデータ）
郊外の公園のイルミネーションを撮りに行った。けっこうな高感度で撮影したけど、高感度画質はなかなか良好だったヨ。
◆ソニー α55 85ミリF2.8 SAM 絞り優先オート F2.8 1/160秒 WBオート ISO3200 4912×3264ピクセル JPEG（※オリジナルデータ）
点光源ボケの変形（画面周辺部の）を意識して、ほんの少し絞って撮影した。
◆ソニー α55 85ミリF2.8 SAM 絞り優先オート F3.5 1/13秒 -0.7補正 WBオート ISO800 4912×3264ピクセル JPEG（※オリジナルデータ）
◆ソニー α55 DT18-55ミリF3.5-5.6 SAM（18ミリで撮影） スイングパノラマ F3.5 1/60秒 WBオート ISO1600 8192×1856ピクセル JPEG（※オリジナルデータ）