ケンコー・トキナーは、SAMYANG（サムヤン）の超広角単焦点MFレンズ「XP 10mm F3.5」を2019年8月23日（金）に発売する。価格はオープンで、ケンコー・トキナーオンラインショップ価格は137,700円（税込）。
「XP 10mm F3.5」は、サムヤンXPシリーズの中で最も画角が広い単焦点レンズ。キヤノンEFマウントのフルサイズ対応で、画角はフルサイズで130°、APS-Cで104°をカバーする。
非球面レンズ3枚、低分散レンズ3枚、高屈折レンズ1枚の特殊レンズを採用した11群18枚構成で、色収差やフレア、歪曲などの光学収差を大幅に抑制。レンズの中心から周辺部まで、鮮明な画質と色合いを表現するレンズに仕上がっている。
最新デジタル一眼レフの5000万画素以上の写真と、8K映像に十分対応するとしており、積み重ねてきた光学レンズの設計技術を集結した、圧倒的な歪曲抑制力（ DISTORTION-FREE ）が特徴のレンズだ。
最短撮影距離は26cmで、風景、天体、空などの撮影はもちろん、室内や人物、スナップ写真などでも高いクオリティの撮影を楽しむことができる。フィルターの装着はできない。
デザインは「XP 14mm F2.4」を踏襲したものとなっているが、大きさφ98.1×95mm、重さ731ｇと、ひと回り小さなレンズとなっている。絞り羽根は7枚を採用する。
＜作例＞
■SAMYANG XP 10mm F3.5 主な仕様
マウント キヤノンEFマウント
焦点距離 10mm
絞り F3.5〜F22
フォーマット 35mmフルサイズ
フォーカス マニュアルフォーカス
レンズ構成 11群18枚
画角 130°（フルサイズ）／ 104°（APS-C）
絞り羽根枚数 7枚
最短撮影距離 0.26ｍ
フィルター径 取り付け不可
サイズ（最大径×長さ） φ98.1×95mm
質量 731ｇ
付属品 レンズポーチ
〈文〉柴田 誠