焦点工房は、Commlite(コムライト)の電子マウントアダプター「CM-EF-EOSM Booster 0.71X」を2019年9月11日に発売した。希望小売価格は18,000円(税別)。
キヤノンEFマウントのレンズをEF-Mマウントのカメラボディに装着して使用するための電子マウントアダプター(EF-Sレンズは装着不可)。EFレンズの電子コントロールが可能で、AF撮影にも対応している。また、キヤノン(IS)、シグマ(OS)、タムロン(VC)のレンズ内手ブレ補正にも対応している。
5群4枚のフォーカルレデューサーレンズ(縮小光学系)が内蔵され、装着したレンズの焦点距離を0.71倍に縮小。より広い画角で撮影することができる。また、フォーカルレデューサーレンズの集光効果によってF値が1段明るくなる。
例えば、EOS Mシリーズのカメラボディに通常のマウントアダプターを介して焦点距離50mmのEFレンズを装着した場合、画角は80mmとなる(EOS MシリーズはAPS-Cセンサーを採用しているため通常のマウントアダプターを装着すると画角は1.6倍)。しかし、「CM-EF-EOSM Booster 0.71X」を付けた場合は約56.8mmとなり、レンズ本来の焦点距離に近い画角を得ることができる。
電子接点があるため、撮影した画像の焦点距離、露出などの情報はExifデータとしてカメラ側に記録される。三脚座の底面はアルカスイス規格互換に対応。PC端末とのUSB接続で、ファームウェアのアップデートも可能だ。
■Commlite CM-EF-EOSM Booster 0.71X 主な仕様
対応レンズマウント キヤノンEFマウント(EF-Sレンズは非対応)
対応カメラマウント キヤノンEF-Mマウント