プロフォトは、スマートフォン用のコンパクトなスタジオライト「Profoto C1 Plus」と「Profoto C1」を、2019年9月18日に発売した。価格は「Profoto C1 Plus」が54,800円、「Profoto C1」が28,800円(いずれも税別)。
「Profoto C1 Plus」と「Profoto C1」は、手のひらサイズのスタジオライト。演色評価数90以上の演色性を備え、太陽光に限りなく近い光を再現する。本体のボタンまたはiPhoneのカメラのシャッターボタンで発光させることができる。フラッシュまたはフリッカーフリーの定常光での撮影が可能となっている。内蔵のバッテリーは、USB Type-Cケーブル経由で2時間でフル充電が可能だ。
■Profoto C1 Plus
「Profoto C1 Plus」は、最大4,300ルーメンの明るさの調光可能なライト。2層のガラス拡散板の下にリフレクターを内蔵し、均一な光と自然なシャドーを演出する。暖色系と寒色系のLEDをそれぞれ10灯搭載し、色温度は3,000K〜6,500Kの範囲で調整可能となっている。
別売のアクセサリー「Clicライトシェーピングツール」をワンタッチで装着可能なマグネット式マウントを備える。内蔵の充電式リチウムイオンポリマーバッテリーは、フル充電時にはフル出力で最大2,000回発光、定常光の場合はフル出力で最長40分の連続使用が可能となっている。また、すべてのProfoto AirTTL Remoteに対応する。
他メーカーのカメラと併用する場合には、Air Remoteをカメラのホットシューに装着して、カメラとライトを無線接続する。自動的に光量が設定されるオートモード、ライトの詳細設定が可能なマニュアルモードの選択が可能で、ProfotoアプリからProfoto C1 Plusを遠隔操作することができる。
■Profoto C1
「Profoto C1」は、暖色系LED 4灯と寒色系LED 3灯を搭載し、3,000K〜6,500Kの範囲で色温度の調整が可能。明るさは最大1,600ルーメン。ドームディフューザーの下にリフレクターを内蔵し、均一な光と自然なシャドーを演出する。
シャッターを切るだけで自動的に適正露出を得られるオートモードと、自由に調光補正が可能なマニュアルモードを搭載。簡単操作で光をコントロールできる。内蔵の充電式リチウムイオンポリマーバッテリーは、フル充電時にはフル出力で最長2,000回発光、定常光の場合はフル出力で最長30分の連続使用が可能だ。
■Profoto カメラ
iPhone 7以降、iOS 11以降に対応したアプリ。Bluetooth接続で同時に3灯までの操作が可能となっており、ワイドアングル、ズーム、セルフィーレンズに対応する。色温度は3,000K〜6,500Kの範囲で調整可能。自由に調光補正が可能なマニュアルモード、シャッターを切るだけで、撮影環境に合わせて、適正露出や発光量が自動的に設定されるオートモードを搭載する。ポートレートモードでは、背景のボケ具合を調整することも可能だ。
ライブラリで撮影イメージを確認して、ソーシャルメディアでシェアできる。一眼レフカメラやミラーレスカメラで撮影する場合には、ライトのリモートコントロール機能を使用可能となっている。 Profoto製品を登録すると製品関連情報が届けられるほか、Profoto製品を無線でファームウェアアップデートもできる。
〈文〉柴田 誠