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フルサイズミラーレス「SIGMA fp」とシネレンズで本格的な映像体験を【Inter BEE 2019】

2019年11月13日(水)〜15日(金)の3日間、千葉の幕張メッセで開催された「Inter BEE 2019」(International Broadcast Equipment Exhibition 2019 = 2019年 国際放送機器展)。音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だが、会場にはアマチュアにおすすめの写真機材も数多く展示されていた。会場で見つけた注目のアイテムやユニークな製品をピックアップして紹介する。

【シグマ】「SIGMA fp」とさまざまなシネレンズの組み合わせを展開

Inter BEE 2019【シグマ】SIGMA fp + MOUNT CONVERTER MC-31 + 28mm T1.5 FF

シグマブースでは、シネマ用レンズ SIGMA CINE LENS「FF High Speed Prime Line」と「FF Classic Prime Line」をメインに展示。しかも装着されているカメラのほとんどが、発売されたばかりのフルサイズミラーレスカメラ「SIGMA fp」。「SIGMA fp」の操作感を試しながら、シネレンズの描写も確認することができた。

Inter BEE 2019【シグマ】SIGMA fp 映像セッティング

 

PLマウントのシネレンズをLマウントの「SIGMA fp」に装着するために開発された「SIGMA MOUNT CONVERTER MC-31」。現時点では発売日・価格とも未定だ。

Inter BEE 2019【シグマ】SIGMA MOUNT CONVERTER MC-31

 

ノンコートレンズ中心の光学系を採用した「FF Classic Prime Line」は、あえてゴーストやフレアが発生しやすいようにしたもの。14mmから135mmまでの10本のレンズがラインナップされて、希望小売価格は10本セットで5,416,500円。2019年末に発売される予定だ。

Inter BEE 2019【シグマ】SIGMA CINE LENS
▲前列が「FF Classic Prime Line」。高解像でありながら、低コントラストと美しいフレア・ゴーストが特徴のクラシカルな映像が得られるとのこと。

 

 

〈文〉柴田 誠