2019年11月13日(水)〜15日(金)の3日間、千葉の幕張メッセで開催された「Inter BEE 2019」(International Broadcast Equipment Exhibition 2019 = 2019年 国際放送機器展)。音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だが、会場にはアマチュアにおすすめの写真機材も数多く展示されていた。会場で見つけた注目のアイテムやユニークな製品をピックアップして紹介する。
【マルミ】ストッパーと回転用つまみが付いた動画撮影用の可変NDフィルターを参考出品
マルミ光機ブースに参考展示されていたのは、ストッパーと回転用つまみが付いた動画撮影用の「可変NDフィルター ND0.4〜2.4 (2.5〜256)」。動画撮影では、30fpsや60fpsといったようにコマ速に固定されることから、晴天時に絞りを開けて背景をぼかしたい場合にはNDフィルターが活躍する。可変NDフィルターなら、画面を暗転させるフェーダーフィルターとして利用することもできる。
従来の可変NDフィルターと違うのは、ストッパーが付いて最大濃度で止まるようになったこと。また、回転用のつまみで滑らかな操作が可能になり、操作性が向上したことだ。ただし減光効果は、ND0.4〜2.4となっている。発売時期や価格は未定だ。
〈文〉柴田 誠