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【今さら聞けないカメラ・写真用語】「最短撮影距離」って何?

写真を撮影するための要となる交換レンズ。レンズにもさまざまな用語が存在する。レンズ用語を理解すれば、愛用カメラにピッタリのレンズ選びが楽しめる。交換レンズにまつわる用語を紹介しよう。

最短撮影距離【さいたんさつえいきょり】

そのレンズでピントが合う像面からの最短の長さ。数字が小さいほど被写体に近づいて撮れるが、あまり近づきすぎるとレンズフードや鏡筒の一部が被写体と接触したり、影で被写体が暗くなる場合がある。

似た概念にワーキングディスタンス(鏡筒前縁から被写体までの長さ)がある。ワーキングディスタンスは長いほうがレフ板や照明機材が利用しやすく、昆虫などに逃げられにくいといったメリットがある。

最短撮影距離とワーキングディスタンス

最短撮影距離とワーキングディスタンス
最短撮影距離は像面から被写体までの長さで表す。ワーキングディスタンスはレンズ前縁から被写体までの長さ。レンズによっては数cmしかないこともある。