ケンコー・トキナーが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ専用大口径広角ズームレンズ「AT-X 14-20 F2 PRO DX」を発表した。希望小売価格は120,000円(税別)。キヤノン用は2016年2月5日発売、ニコン用は2016年3月初旬の発売を予定している。
<2016.2.5> ニコン用の発売日が2016年2月19日(金)に決定した。
■光学性能
トキナーレンズでは初めてとなる開放F値2.0の大口径広角ズームレンズ。開発にあたっては従来の設計思想と離れ、大口径ズームであっても絞り開放から性能を発揮できる新設計を採用した。非球面レンズ3枚を前群と後群に配置することで諸収差を低減し、ズーム全域で高解像と低ディストーションを実現する。プラスチック非球面レンズはフレアやゴーストに強い設計を施すとともに、周辺までクリアな画質が得られるよう、反射防止コートを最適化している。
■操作性
AFとMFをスムーズに切り替えできるワンタッチフォーカスクラッチ機構を採用。マニュアルフォーカス時はピントリングに適度なトルク感があり、精密なピント合わせが可能。
■その他の機能
SD-M(Silent Drive-Module)とGMRセンサー(高精度磁気センサー)を搭載し、静かで高速なAFが可能。レンズ装着部からの防塵・防滴に配慮し、マウント外周部にゴムシーリングを施している。
Tokin AT-X 14-20 F2 PRO DX 主な仕様
マウント キヤノンEFマウント、ニコンFマウント
焦点距離 14〜20mm
明るさ F2.0
レンズ構成 11群13枚
画角 91.68°~71.78°
絞り羽根枚数 9枚
最小絞り F22
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 1:8.36
フィルター径 φ82mm
サイズ(最大径×全長) φ89.0×106.0mm
質量 735g
付属品 花形バヨネットフード BH-823