キヤノンは、2020年2月13日に開発発表したフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」の仕様の一部を2020年4月21日に追加公開した。
「EOS R5」は、EOS Rシステムの特長を生かして、さらなる高速連写や8K動画撮影を実現する次世代フルサイズミラーレスカメラで、3月13日に仕様の一部を公開。8K動画撮影の全モードでデュアルピクセルCMOS AFに対応することや、犬・猫・鳥の全身・顔・瞳を検出可能なAF機能を搭載することが明らかになっている。今回はこれに続く2度目の情報公開となる。
新たに公開された「EOS R5」の情報は、動画撮影の仕様と手ブレ補正の性能、そしてCFexpressとSD UHS-II対応のデュアルスロットであることなどだ。4月21日の情報公開に合わせて「EOS R5」のスペシャルサイトも更新されているので、こちらも要チェックだ。
今後も新たな情報が公開されるのか、実機に対面できるのはどのタイミングなのか、そして注目の発売日はいつになるのか。「EOS R5」から目を離せない状況がしばらく続きそうだ。
■8K RAW動画撮影が可能
動画撮影機能では、4:2:2 10bitのCanon Log (H.265) とHDR PQ (H.265) に対応する。8K動画ではRAW動画撮影が可能となっており、4K動画ではフレームレート119.88fpsを実現し、4K 59.94fpsの外部出力が可能となる。
■ボディ内手ブレ補正は5軸
キヤノン初となるボディ内手ブレ補正は5軸補正となる。ボディ内手ブレ補正とレンズによる光学手ブレ補正 (IS) とをあわせた協調制御を実現する。
■デュアルスロットはCFexpress+SD UHS-II
CFexpressとSD UHS-IIに対応するデュアルスロットを搭載する。
▼開発発表時に公開された仕様はこちら
https://getnavi.jp/capa/news/327726/
▼3月13日に追加公開された仕様はこちら
https://getnavi.jp/capa/news/330434/
▼外観プロトタイプ機からの考察はこちら
https://getnavi.jp/capa/report/330934/
〈文〉柴田 誠