フィッシング対策協議会は、2020年4月21日にヨドバシカメラをかたったフィッシング詐欺が報告されていると注意を呼びかけた。
フィッシング対策協議会によると、「ヨドバシカメラ」を装ったフィッシングメール (なりすましメール) を送りつけ、偽のWEBサイトに誘導してログイン情報や個人情報 (名前、カード番号、住所など) を入力させようとするもので、メールの件名は
- [Yodobashi会員]ログインしましたか？ (日付 時刻)
- [Yodobashi会員]セキュリティシステムのアップグレード (日付 時刻)
など複数のパターンが確認されている。今後も類似した件名が使われる可能性があるとしている。
2020年4月21日 15:00時点でフィッシングサイトは稼働中で、フィッシング対策協議会は調査を依頼中。類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、引き続き注意するようにとしている。
また、個人情報 (会員ID、パスワード、名前、カード番号、有効期限、本人確認番号、生年月日、電話番号、郵便番号、都道府県、市区町村、住所、建物名など) を絶対に入力しないようにすること、類似のフィッシングサイトやメールを発見した際には、フィッシング対策協議会に連絡することも呼びかけている。
■URLの確認を
同様の注意喚起はヨドバシカメラのECサイト「yodobashi.com」でも行われている。なおヨドバシカメラでは、WEBサイトやヨドバシカメラから送られる電子メールに記載されたリンクのURLは、「https://xxx.yodobashi.com」や「https://xxx.yodobashi.com」で始まるURL (xxxは任意の英字) になっているということなので、必ず確認するようにしよう。
〈文〉柴田 誠