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200mm相当の望遠マクロと8-25mm超広角ズームを開発中! オリンパスが最新レンズロードマップ公開

オリンパスは、「M.ZUIKO DIGITAL」レンズの最新ロードマップを2020年7月2日に公開した。

オリンパス M.ZUIKO DIGITALレンズロードマップ

 

更新された最新の「M.ZUIKO DIGITAL」レンズロードマップを2019年11月28日時点のものと見比べると、PROレンズのカテゴリーにあった「Wide Zoom Lens (ワイドズームレンズ)」が、「ED8-25mm F4.0 PRO」と具体的な焦点距離と開放F値が明らかになっている。また、焦点距離100mm付近に「Macro Lens (マクロレンズ)」が新たに追加された。

オリンパス M.ZUIKO DIGITALレンズロードマップ

 

「ED8-25mm F4.0 PRO」は、カバーする焦点域が「ED 7-14mm F2.8 PRO」とややかぶるものの、「ED 12-45mm F4.0 PRO」「ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と同様のF4通しのレンズとなるようなので、軽量コンパクトでありながらも高画質な扱いやすいレンズとして登場することが期待できそう。また、具体的な焦点距離が明らかにされたので、開発は最終段階に入ったと見てよさそうだ。発売時期も遠い未来ということではないだろう。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
▲こちらは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」

 

新たにロードマップに加わった「マクロレンズ」は、35mm判換算で200mm相当の望遠マクロレンズということになる。「M.ZUIKO DIGITAL」のシステムになかった焦点距離のマクロレンズなので、どんなレンズなのかを想像するのは難しいが、望遠マクロの持つボケ味とPROレンズらしいキレのある描写が期待される。また描写性能だけでなく、防塵・防滴などの耐環境性能、操作性の快適さといった点にも期待したい。

ちなみに「M.ZUIKO DIGITAL」レンズには、60mm相当の「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」、120mm相当の「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」がラインナップされているが、いずれも PREMIUM (プレミアム) レンズだ。

 

 

〈文〉柴田 誠