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スマホでプロレベルの撮影を。iPhoneとモノブロックストロボを同期できる新技術「Profoto AirX」誕生

Profoto (プロフォト) は、スマートフォンのカメラとモノブロックストロボ「Profoto B10」シリーズの同期を可能にする新技術「Profoto AirX(エアーエックス)」を2020年7月8日に発表した。すでに公開されている iPhone用アプリ「Profoto Cameraアプリ」を使って「Profoto B10」シリーズのコントロールを可能にするものだ。なお「Profoto B10」シリーズは、ファームウェアの無料アップグレードが必要になる。

Profoto AirX

 

スマートフォンのカメラでは、シャッタースピードに応じた柔軟なフラッシュ発光が必要になるため、撮影に最適なタイミングと長さで発光させるには、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラなどに比べるとより難しいものになる。プロフォトは多くの試行を重ね、独自の「Profoto AirX」テクノロジーを開発。プロフェッショナル向けのストロボを最大限にスマートフォンで活用することに成功した。

Profoto AirX
▲iPhoneからの操作イメージ

 

プロフォトのCEOであるAnders Hedebark氏は、「Profoto AirXが革新的なイノベーションである」と述べるとともに、「プロフェッショナル・フラッシュをスマートフォンで利用できるようにすることは、アナログからデジタルカメラへの移行がかつてすべてを変えたのと同じように、画期的な可能性を秘めています。私たちは、接続の自由がプロフェッショナル・フォトグラフィーの次のステップであると信じています。あらゆるジャンルのフォトグラファーにとって、光がなければ写真は成り立ちません。Profotoは、その光に自由をもたらし、あらゆるキャプチャデバイスで優れた写真を撮影できるようにしたいと考えています」と世界初の技術について語っている。

 

Profoto AirX
▲撮影イメージ

 

Profoto Cameraアプリのダウンロードはこちらから。
https://apps.apple.com/app/profoto/id1387823564?ls=1

 

 

 

〈文〉柴田 誠