焦点工房は、 Fotodiox (フォトディオックス) のマクロエクステンションチューブ8種を2020年7月14日に発売した。ニコンZマウント用、キヤノンRFマウント用、富士フイルムGマウント用、ハッセルブラッドXマウント用の4マウントで、それぞれ2機種ずつをラインナップする。
いずれも電子接点を装備し、AF撮影に対応する。マウント面には高耐久性・高剛性素材の真鍮パーツを使用。高い精度での取り付けを実現している。また、レンズとの一体感を考慮したシンプルなデザインで、耐久性にも優れたものとなっている。
マクロエクステンションチューブは接写リングとも呼ばれ、カメラボディとレンズの間に取り付けることで、レンズの最短撮影距離よりもさらに被写体に寄ることができるようにする撮影アクセサリー。接写時は被写体深度が極端に浅くなる。そのため、 AF撮影に対応している製品ではあるが、マニュアルフォーカスでの使用が推奨されている。また、マクロエクステンションチューブの装着時には、遠景にピントを合わせることができない。
ニコンZマウント用マクロエクステンションチューブ
15mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-NKZ15」と、35mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-NKZ35」。希望小売価格は各11,000円。2本をセットにした「MTA-NKZ15・35」は22,000円 (いずれも税別)。
キヤノンRFマウント用マクロエクステンションチューブ
15mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-EFR15」と、35mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-EFR35」。希望小売価格は各11,000円。2本をセットにした「MTA-EFR15・35」は22,000円 (いずれも税別)。
富士フイルムGマウント用マクロエクステンションチューブ
20mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-GFX20」と、48mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-GFX48」。希望小売価格は各22,000円。2本をセットにした「MTA-GFX20・48」は44,000円 (いずれも税別)。
ハッセルブラッドXマウント用マクロエクステンションチューブ
20mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-XCD20」と、48mmのマクロエクステンションチューブ「MTA-XCD48」。希望小売価格は各22,000円。2本をセットにした「MTA-XCD20・48」は44,000円 (いずれも税別)。
〈文〉柴田 誠