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さらに高性能に、さらに軽く薄くなった15.6型クリエイターノートPC「DAIV 5N」シリーズ

マウスコンピューターは、クリエイター向けのノートパソコン「DAIV 5N」シリーズを2020年7月9日に発売した。価格は17万9800円 (税別) からで、カスタマイズが可能。

DAIV 5N

■マグネシウム合金を採用した軽量・薄型ノートPC

ノートパソコン「DAIV 5N」シリーズは、15.6型の狭額縁液晶を搭載したクリエイター向けのモデル。最新の第10世代「インテル Corei7-10875H プロセッサー」と「GeForce RTX 2060」を搭載し、液晶パネルはsRGB比 約100%の色域に対応した15.6型のフルHDパネルを採用する。また、本体の天板とパームレスト面のボディにマグネシウム合金を採用し、従来モデルよりも約29%軽い約1.77kgとなっており、厚さも約33%薄くなって約19.9mmのスリムデザインを実現する。

DAIV 5N

■RAW現像や4K動画のエンコード時間を短縮

カスタマイズにより最大64GBのメモリ搭載と最大2枚のNVMe SSD搭載が可能。230WのACアダプターに合わせた電力設定を行うことで消費電力を抑え、マルチスレッド性能で約42%、3Dグラフィックス性能で約18%の大幅なパフォーマンス向上を実現する。

写真500枚のRAW現像に要する時間は、従来製品の16分23秒に対し15分55秒と、約28秒の作業時間短縮を実現。また、メモリを増設することでさらに約1分46秒短縮し、より快適な動作を得ることができる※1

4K動画のエンコードに要する時間は、従来製品では約11分03秒のところ約9分55秒と、約1分08秒の時間短縮結果が得られた。長時間の動画編集用途で高いパフォーマンスを発揮するものとなっている※2

※1「Adobe Lightroom Classic」における、RAWデータ500枚 (約12GB) の書き出し時間の測定結果に基づく。
※2「Adobe Premiere Pro」における、4K動画10分のApple ProRes 422コーデックへのエンコード時間測定結果に基づく。

■開発環境でも安定したパフォーマンスを発揮

処理速度と電力消費のバランスを負荷状況に応じて自動制御する「MS Hybrid モード」と、常に高性能グラフィックスGeForce RTXTM 2060を用いて映像処理を行う「Discrete モード」の切り替えがBIOSで可能。ノートパソコンでは本来の性能が発揮できなかった開発環境やアプリケーションでも、常に安定したパフォーマンスを引き出すことができる。VRコンテンツ制作などの用途にも利用可能だ。

■インターフェイス

持ち運びやすいスリムデザインながら、VR機器の接続性などにも配慮したHDMI端子やUSB Type-A端子を内蔵し、利便性の高い仕様となっている。

最大40Gbpsの高速データ転送を可能にするThunderbolt3端子を搭載。CFexpressカードリーダーや、SSDやRAIDハードディスクなどの外部ストレージ、10GbE対応の外付けネットワークアダプタ、ディスプレイなど、多彩な周辺機器の接続が可能だ。また、最大で2.4Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi6と1Gbpsの有線LANに対応しており、利用環境に合わせてネットワークの接続方法を選択することができる。

DAIV 5N

新配列の日本語キーボードを開発し、約18.75mmのキーピッチと3列レイアウトのテンキーを確保。さらにWindows Helloに対応した顔認証カメラを内蔵しており、パスワードレスでのログインにも対応する。

mouse DAIV 5N 主な仕様

液晶パネル 15.6型 フルHDノングレア
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-10875H プロセッサー
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX2060
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD
本体サイズ (幅×奥行×高さ) 355.5×236.7×19.9mm (折り畳み時 / 突起部を除く)
本体重量 約1.77kg
保証 1年間無償保証、24時間365日電話サポート

※カスタマイズ可能。

 

 

〈文〉柴田 誠