サイトロンジャパンは、フルサイズミラーレスカメラに対応した画角135°の超広角レンズ「LAOWA (ラオワ) 9mm F5.6 W-Dreamer」を2020年8月7日に発売する。価格はオープンで、参考価格は118,000円 (税込)。対応マウントはライカM、ライカL、ニコンZ、ソニーFEとなっている。
135°の画角を持つ「LAOWA 9mm F5.6 W-Dreamer」は、フルサイズミラーレスカメラ用に設計された非魚眼レンズとしては最も画角の広いマニュアルフォーカスレンズとなる。
被写体からセンサーまでの最短合焦距離はわずか12cmで、最大倍率は0.21倍。超広角でありながらマクロレンズのように、被写体に近接してピントを合わせることが可能となっている。
レンズ構成は、非球面レンズと特殊低分散ガラスをそれぞれ2枚採用した10群14枚構成で、最新のレンズ設計により色収差を抑え、ディストーションも最小限に補正されている。5枚の絞り羽根を採用しており、最小絞り値はF22だ。
■作例
初回購入特典
初回購入特典として、100本限定でLAOWAオリジナル「マグネットフィルターホルダー」がプレゼントされる。「マグネットフィルターホルダー」は、H＆Y社の100mmマグネットフィルター (別売) を取り付けることができる。
なお、初回購入特典は、製品に同梱の申込用紙に所定事項を記入して申し込むこととなっているが、事前予約数量が規定数を超えた場合には、発売日の注文であっても申込用紙が同梱されていない場合もある。
LAOWA 9mm F5.6 W-Dreamer 主な仕様
マウント ライカM、ライカL、ニコンZ、ソニーFE
焦点距離 9mm
画角 135°
フォーカス MF
絞り F5.6〜F22
レンズ構成 10群14枚
絞り羽根枚数 5枚
最短撮影距離 12cm
最大撮影倍率 0.21倍
サイズ 62.4×66mm
質量 350ｇ (マウントにより異なる)
〈文〉柴田 誠