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野鳥たちの写真が存在感を持って迫る、好奇心を刺激する一冊『日本鳥類図譜』

ビジュアル図鑑『日本鳥類図譜』が発売された。

 

日本鳥類図譜

 

昨年、亡くなった野生動物写真家・久保敬親さんの集大成の一つとして編まれた。日本列島で見られる鳥を、「湖沼・河川・干潟」「草原」「森林・高山」「海」と4つの生息地で分けて紹介している。

大判の判型に写真が映えるデザインで組まれているからなのか、写された鳥たちが立体的に、かつ存在感を持って目の前にいる。それが写真家の力量なのだろう。それぞれの生態や特徴を記した文章が添えられていて、飽きさせない。鳥好き以外の好奇心をも刺激する一冊だ。

 

日本鳥類図譜
久保敬親 写真、樋口広芳 監修、柴田佳秀 解説
A4判変型・304ページ
本体 4,200円(税別)
2020年6月17日発売
山と溪谷社

 

 

〈文〉市井康延