キヤノンが、一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」のファームウェアVer.1.2.1を2020年10月8日に公開した。ファームウェアVer.1.2.0の修正が盛り込まれている。
変更内容は以下のとおり。
EOS-1D X Mark III ファームウェア Version 1.2.1
ファームウェア Version 1.2.0 にアップデートした一部のカメラで、スマートコントローラーが反応しない、または反応しづらくなる現象を修正。
本ファームウェアには、ファームウェアVersion 1.2.0の以下の機能向上と修正も盛り込まれている。
- ブラウザーリモート使用時、以下の機能を追加。
- ブラウザー上の再生画面で、画像一覧表示の自動更新ができる。
- ブラウザー上の撮影画面で、動画記録サイズおよびハイフレームレートの設定ができる。
- ブラウザー上の撮影画面で、動画撮影モードの切り替えができる。
- ブラウザー上の撮影画面で動画撮影ボタンを押すと、すぐにライブビュー映像が表示される。
- 瞳AFの検出精度向上により、主被写体の人物の顔が今までより小さい状態からでも、瞳を安定的に検知することができる。
- ファインダー撮影時、下記のいずれかの設定でシャッターが切れなくなる、またはカメラの操作ができなくなる現象を修正。
- ワンショットAFで、測距エリア選択モードをゾーンAF / ラージゾーンAF / 自動選択AFに設定した場合。
- AIサーボAFで、スマートコントローラーによるAFダイレクト選択を設定した場合。
- 操作ボタンカスタマイズで撮影機能の登録と呼出を割り当てした場合。
- FTP転送時の接続性を改善。
- ワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E9」使用時のWi-Fi接続性を改善。
- 一部のCFexpressカードを使用した際にカードへアクセスする時間を改善。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eos1dxmark3-firm.html