一般社団法人電子情報技術産業協会 (JEITA) は、初のオンライン開催となるメディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE (インタービー 2020オンライン)」を開催中だ。2020年11月18日〜20日の3日間はライブイベント期間となっており、セミナーやInter BEE限定動画などを視聴することができる。
なお、「Inter BEE 2020 ONLINE」のオープン期間は2021年2月26日まででオンデマンドで閲覧・視聴が可能となっているが、ライブ期間を過ぎると出展企業のブースでは、一部動画などの視聴できなくなる場合がある。
今年で56回目を数える「Inter BEE」は、メディアやエンターテインメントに関わるプロフェッショナルのためのイベント。ソニー、キヤノン、シグマ、パナソニック、富士フイルムといったカメラファンにもおなじみの企業が、最新のプロ向け映像機器、音響機器、通信機器ソフトウェアを展示したり、TBSやNHKなどの放送局がコンテンツやサービスを紹介する。
2019年に開催された「Inter BEE 2019」では、幕張メッセを会場に1158社が出展し、3日間で4万人を超える来場者数を記録したビッグイベントだ。今回は、メディア・エンターテイメントに関わる各社のさまざまな試みや取り組みを広く発信。コンファレンスは基調講演をはじめ70セッション以上の配信を行っている。展示は「プロオーディオ部門」「映像表現/プロライティング部門」「映像制作/放送関連機材部門」「ICT/クロスメディア部門」の4部門に140社・団体が出展している。
「Inter BEE 2020 ONLINE」のオンライン会場に入るには、来場登録が必要となっている。出展・展示会エリアでは、企業名や製品・サービスのキーワードを入力すると関連する出展者を検索することができる。スマートフォンでの閲覧・視聴も可能となっている。
「Inter BEE」の会場では、「CP+」や「フォトキナ」と同様に、会期中に発表される新製品や参考出品される製品も数多くある。CAPA CAMERA WEBでは、「Inter BEE 2020 ONLINE」で気になる製品やコンテンツをピックアップして紹介する予定だ。
〈文〉柴田 誠