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巨匠ウィリアム・クラインとコラボしたインスタントカメラ「Lomo’Instant Wide Camera and Lenses William Klein Edition」

ロモジャパンは、写真のパイオニア・William Klein (ウィリアム クライン) とコラボレーションしたインスタントカメラ「Lomo’Instant Wide Camera and Lenses William Klein Edition」の予約販売をロモグラフィー公式オンラインショップと直営店で開始した。価格は17,880円 (税込)。商品の発送予定は2021年2月となっている。

Lomo’Instant Wide Camera William Klein Edition

■ウィリアム・クラインへのオマージュ

「Lomo’Instant Wide William Klein Edition (ロモ インスタントワイド カメラ アンド レンズ ウィリアムクライン エディデョン)」は、 富士フイルムのInstax Wideフィルム (チェキWIDEフィルム) を使用するワイドサイズのインスタントカメラ限定エデェション。Polka Factoryとのパートナーシップによって実現したコラボレーションで、ウィリアム・クラインへのオマージュを込めたロモグラフィー限定デザインを採用する。

Lomo’Instant Wide Camera William Klein Edition

ペイントされたコンタクトシートは、ウィリアム・クライン作品の中で最も有名なものの1つ。1980年代後半、大胆な色でペイントされて大きく引き延ばさたコンタクトシートは、自由に表現されていた。ルールに縛られず、写真の本質を決して忘れないウィリアム・クライン。従来の写真の常識を壊し、大胆に表現したそのスタイルは、世界的に称賛されるとともに、現在のフォトグラファーたちにも多大な影響を与えている。

Lomo’Instant Wide Camera William Klein Edition

■Lomo’Instant Wide Camera

ベースとなっている「Lomo’Instant Wide Camera」は、完全自動露出のインスタントカメラ。露出補正機構を備え、ストリートスナップを気軽に撮影できる。撮影モードは、オート / バルブモード / シャッタースピード固定モードの3種類を搭載。どの撮影モードでもフラッシュON/OFFを選択できる。

また、PC Sync Socketを搭載し、外部ストロボの接続が可能だ。ストロボには4色のカラーフィルターを装着できる。標準搭載の90mmレンズのほかに、付属のアタッチメントレンズにより、21mm相当のワイドアングル、撮影距離10cmのマクロ撮影が可能なクローズアップに素早く切り替えることもできる。

Lomo’Instant Wide Camera William Klein Edition

<作例>

Lomo’Instant Wide Camera William Klein Edition

セット内容

  • Lomo’Instant Wide Camera William Klein Edition
  • アコーディオン型アルバム
  • ワイドアングル アタッチメントレンズ (ビューファインダー付き)
  • クローズアップ アタッチメントレンズ
  • Lomo’Instant Wide Splitzer
  • フラッシュ用カラーフィルター
  • シャッターリモコン付きレンズキャップ
  • シューティングカード
  • マグネットステッカー
  • 写真展示用ステッカー
  • フォトスタンドとフォトクリップ
  • 取扱説明書

Lomo’Instant Wide Camera and Lenses William Klein Edition 主な仕様

使用フィルム 富士フイルム Instax Wide フィルム
露光サイズ 64×99mm
レンズ焦点距離 90mm (35mm判換算 35mm)
絞り F8。F22
シャッタースピード バルブ (バルブモード)、8s-1/250 (オート撮影モード)、1/30 (シャッタースピード固定モード)
内蔵フラッシュガイドナンバー 13
最短撮影距離 0.6m (クローズアップレンズ使用時0.1m)
フィルター径 49mm
電源 単三形アルカリ乾電池4本

 

 

〈文〉柴田 誠