ライカカメラジャパンは、特別限定モデル「ライカ M10-P “Reporter”」を2021年1月24日に発売した。販売数は世界で限定450台で、価格は1,050,000円 (税別)。
■報道現場の厳しい環境に耐える仕様
「ライカ M10-P “Reporter”」は、ライカが主催する国際的な写真コンテスト「ライカ・オスカー・バルナックアワード」が40周年を迎えたことを記念し、報道現場のような非常に厳しい環境下でも耐えうる仕様を施した特別限定モデル。ライカはこれまで、ルポルタージュに携わる写真家のニーズを念頭に置いたカメラを多数開発してきた。「ライカ M10-P “Reporter”」は、ルポルタージュの歴史に貢献してきた伝説的なカメラからインスピレーションを得ながら、デジタルレンジファインダーカメラ「ライカ M10-P」をベースに、先端の技術を搭載した現代的なカメラとなっている。
■耐久性とホールド感を追求、経年変化も楽しめる
トップカバーとベースプレートのカラーにダークグリーンを採用。外装にはレザーの代わりにケブラー素材を使用して、耐久性とホールド感を高めた。ケブラー素材は防弾ベストの素材にも使用されている合成繊維で、紫外線にさらされることで次第にトップカバーやベースプレートの色のように、ダークグリーンに変色していく。表面にはダイヤ柄のパターンを施しており、滑りにくく快適にホールドできるように配慮されている。
■目立たず控えめな雰囲気の仕上げ
操作部などに刻まれている文字や数字の色には、控えめながらも見やすいライトグリーンを採用。より目立たず控えめな雰囲気に仕上げられている。その他の仕様と性能は、通常モデルの「ライカ M10-P」と同様となっている。
「ライカ M10-P」の仕様はこちら。
https://getnavi.jp/capa/news/260158/
〈文〉柴田 誠