Lomography (ロモグラフィー) のレンズ付フィルム「Simple Use Film Camera」に、2021年の干支「丑」にインスパイアされた特別エディション「Optimistic Ox Edition LomoChrome Metropolis (オプティミスティック オックス エディション)」が登場。2021年1月27日に発売された。直販価格は2,900円 (税込)。
「Simple Use Film Camera」には、ロモグラフィーのフィルム「LomoChrome」があらかじめ装填されている。特別エディションは、古代東アジアの“墨流し”デザインを現代風にアレンジした、ポップな外観となっている。
内蔵フラッシュにはピンク・ブルー・イエローのカラーフィルターが付属。単色でのカラーフラッシュはもちろん、複数枚を重ねてさまざまなバリエーションが楽しめる。
フィルムは「LomoChrome Metropolis」が装填されている。「LomoChrome Metropolis」は、直射日光下ではシャープに写り、暖かい色はイエローやグリーンっぽいトーンになるというユニークな発色をするフィルム。一般的なC-41 (カラーネガ) 現像のフィルムなので、一般的な写真店で気軽に現像することができる。
「Simple Use Film Camera」シリーズは、フィルムを入れ替えて再利用することができる。ただし、フィルムの入れ替え後は製品の保証対象外。感電にも十分注意し、自己責任で入れ替えをする必要がある。でも、これさえ留意すれば、レンズ付きフィルムの手軽さと、アナログカメラの「ちょっとめんどくさいけど面白い」感じの両方を味わうことができる。フィルム巻取りレバーを回しているだけで、どんな写真が撮れるかとワクワクしてきそうだ。
Simple Use Film Camera Optimistic Ox Edition LomoChrome Metropolis 主な仕様
使用フィルム 35mm
レンズ焦点距離 31mm
シャッタースピード 1/120 秒
絞り F9
撮影距離 1m〜無限遠
フラッシュ 内蔵フラッシュ (長押しでON / 再チャージ時間約15秒)
バッテリー 単三形乾電池×1 内蔵
本体サイズ 115×60×33mm
〈文〉佐藤陽子