市川ソフトラボラトリーは、保存された大量の写真を高速に表示し快適に写真セレクトと閲覧ができる、Windows向けビューアソフト「Photo ExpressViewer」ダウンロード版 (Windows) を2021年1月21日に公式オンラインショップにて発売した。
日々増えていくデジタル写真。特に写真が趣味だったりすると保有している写真の数が多すぎて、本来楽しいはずの、お気に入りの写真を見つけたり、写真を整理するのが逆にストレスになることも。そんな時に使ってほしいのが「Photo ExpressViewer」だ。
「Photo ExpressViewer」は、パソコンに保存された大量のJPEG / TIFF / RAW形式の画像ファイルを高速に表示し、写真のレーティングやセレクト、閲覧を快適に行うことができるビューアソフトだ。
最大の特徴は、画像表示の高速さ。GPUの高い演算能力を利用した高速描画でたくさんのサムネイルも一瞬で表示してくれる。JPEG / TIFFはもちろんRAW画像も高速表示が可能だ (RAWはデータ内のプレビュー画像を利用するため制限が出る場合がある)。表示方法も多彩で、1枚の画像を大きく表示したり2枚を比較して確認したりも簡単にできる。
もうひとつの特徴が、さまざまなマークやレーティングで写真の絞り込みがしやすいこと。5つ星のレーティングに加え、直感的にわかりやすいカラーマーク (赤、青、緑、黄、紫) やお気に入りマーク (ハート形) を写真へ付加することもでき、写真の整理に便利だ。使い方もシンプルなので、これなら高速な表示を生かして素早く閲覧やセレクトができるだろう。これらは他のソフトでも連携が可能だ。
ちょっと面白いのが×マーク。「削除予約を設定」するマークで、失敗や候補もれ画像につけておけば、一括で削除したり、削除前に最終チェックしたりできる。
また撮影日時や使用したカメラやレンズの焦点距離、絞り値 (Av)、シャッター速度 (Tv)、ISO感度、拡張子などの画像情報を元に写真の検索もできるので、目的の写真を探すのに便利だ。
ファイル名を一括変換も可能。かなり複雑なファイル名の付け方ができるので、自分のルールを作って変換しておくと、後々検索しやすくなるだろう。メディアから取り込む際に変換することも可能だ。
このように「Photo ExpressViewer」は、写真の閲覧やセレクトにマトを絞って、サムネイルを高速に表示、気になる画像をさくっと拡大して確認し、マークをつけてセレクトや分類をシンプルかつ素早く行うのに向いている。RAW現像やレタッチの機能は他のソフトにお任せすることで、価格もお手ごろなので、この機会に気軽に導入してみてはいかがだろうか。
Photo ExpressViewer 発売記念キャンペーン
「Photo ExpressViewer」発売に伴い、ISLオンラインショップでは、通常販売価格2,970円 (税込) がキャンペーン価格1,980円 (税込) になる「Photo ExpressViewer 発売記念キャンペーン」を実施中。入手するなら今がチャンス。キャンペーン期間は2021年3月31日 (水) まで。
Photo ExpressViewer 動作環境
- Microsoft Windows10 / 8.1 64bit版 (Windows10のタブレットモード、32bit版のOSは非対応)
- Intel Core 2 Duo 以上 または AMD Athlon 64 X2 以上のプロセッサ
- DirectX 10 以上に対応したグラフィックボード
- 4GB以上のRAM (8GB以上推奨)
- 10GB以上の空き容量のあるハードディスク
- 1,024×768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
※「Photo ExpressViewer」のライセンスは2台のパソコンまで登録可能。
〈文〉稲葉利二