ケンコー・トキナーは、「CP+2021 ONLINE」会期中の2月25日と26日に「オンライン質問コーナー」を開設した。WEB会議ツール「Zoom」を使用して、ユーザーの質問や相談を解決してくれるというもの。事前申込制ということだったので、さっそく申し込んで参加してみた。
■マンツーマンでじっくり話せるので満足度高し!
質問できる内容は、原則「CP+2021 ONLINE」のケンコー・トキナー特設サイトに掲載されている注目製品が対象となっている。「CP+2021 ONLINE」にはケンコー・トキナー、スリック、ケンコープロフェショナルイメージング (KPI) が合同出展しているので、交換レンズやフィルター、三脚、カメラバッグ、照明機材など、幅広い質問に回答してもらうことができる。
例年のCP+では多くの新製品や参考出品の製品を発表・展示しているケンコー・トキナーブースだが、今年はレンズ保護フィルター「ZX II (ゼクロス ツー) プロテクター」が登場したのみだったので、そのあたりの事情を尋ねると「実は、ほかにも発表を予定していた製品もあったのですが、部品の供給が滞るなどして、CP+のタイミングには間に合わなかったものもありました」と、今後の発表を期待させる答えが返ってきた。
また、普段あまり情報の入ってこないフィールドスコープの新製品についてや、今後のケンコー・トキナーの製品展開の予定といった、気になる情報もちょっとだけ教えてもらうことができた。これはマンツーマンで質問できるオンライン質問コーナーならではのメリットと言えるかもしれない。
ちなみに、CP+のブースではカウンターだけでなく、ステージに立つこともある田原さんに、オンラインセミナーがメインの今年のCP+の忙しさを聞いてみると、やはりリアル開催の方が忙しいとのこと。2時間に1本ペースで配信されたオンラインセミナーだが、リアル開催でのセミナーに比べると圧倒的に少ないということだ。
質問時間は20分ほどだったが、なかなか有意義だった。リアルイベントの開催が難しい状況なので、こうしたオンライン質問企画をときどき開催してもらえたらうれしい。
■CP+2021 公式サイト
https://www.cpplus.jp/
〈文〉柴田 誠