ECサイトのGLOTURE (グローチャー) は、デジタルカメラでピンホール写真が撮れるピンホールレンズ「Thingyfy Pinhole Pro (ピンホール・プロ)」の取り扱いを2021年5月13日に開始した。一眼レフ用とミラーレス用の2種類があり、それぞれ「Pinhole Pro S」「Pinhole Pro X」の2タイプをラインナップする。
■単焦点とズームの2タイプをラインナップ
一眼レフカメラ用の「Pinhole Pro for SLR/DSLR」は、キヤノンEFマウント、ニコンFマウントに対応する。焦点距離は「Pinhole Pro S」が37mm、「Pinhole Pro X」が40〜60mm。また、ミラーレスカメラ用の「Pinhole Pro for Mirrorless」はソニーEマウント、富士フイルムXマウントに対応する。焦点距離は「Pinhole Pro S」が11mm、「Pinhole Pro X」が18〜36mm。「Pinhole Pro X」はズーム可能なピンホールレンズとなっている。
■ノスタルジックで幻想的な表現が可能
光学的なレンズを搭載せず、1つの穴から光を集めるだけの最も原初的な構造のレンズで、デジタルカメラに装着して、ノスタルジックで幻想的な写真や映像を撮影することができる。
■製造技術
穿孔には、ロボット制御による直径0.05mmの極小マイクロドリルを使用して、完全な円形のなめらかなピンホール開口を実現した。独創的なデザインにより、強度と耐久性を確保しながら、背中合わせの2つの開口を精密に加工することが可能となり、両側に120°の開口を設けることができている。開口部は、一眼レフカメラ用の「Pinhole Pro S」で0.26mm、ミラーレスカメラ用の「Pinhole Pro S」で0.14mm、「Pinhole Pro X」はいずれも0.25mmとなっている。
■付属品
超薄型UVフィルター、超薄型CPLフィルター、超薄型ND2フィルターとアルミキャップレンズ、EVA素材のプロテクションポーチが付属する。なお、フィルター径は「Pinhole Pro S」が58mm、一眼レフカメラ用の「Pinhole Pro X」が55mm、ミラーレスカメラ用の「Pinhole Pro X」が52mmとなっている。
Thingyfy Pinhole Pro S
キヤノンEFマウント、ニコンFマウントに対応する一眼レフ用と、ソニーEマウント、富士フイルムXマウントに対応するミラーレス用をラインナップ。いずれも価格は17,270円 (税込)。
Thingyfy Pinhole Pro X
キヤノンEFマウント、ニコンFマウントに対応する一眼レフ用と、ソニーEマウント、富士フイルムXマウントに対応するミラーレス用をラインナップ。いずれも価格は22,880円 (税込)。