パナソニックは、ミラーレスカメラ「LUMIX GH6」の開発を2021年5月26日に発表した。LUMIX Gシリーズのフラッグシップモデルという位置付けで、2021年内に発売する予定だ。動画配信の需要が高まる中、ユーザーのニーズに応えるべく機動性を生かし、映像表現の自由度をさらに高めるカメラとして開発を進めている。
<2021.12.21> 発売時期が2022年早期に変更された。
「LUMIX GH6」は、高速読み出しを実現するマイクロフォーサーズイメージセンサーと画像処理プロセッサー「ヴィーナスエンジン」を新たに開発。4:2:2 10bitのCinema4K/260p動画記録に対応するとともに、動画記録時間無制限を実現する。
また、高解像なスローモーションやクイックモーション撮影・編集が可能な、10bit 4K/120pのハイフレームレート (HFR) や、バリアブルフレームレート (VFR) 記録にも対応。さらに、新開発マイクロフォーサーズセンサーの特長を最大限に生かした、10bit 5.7K/60pの高解像動画記録にも対応予定となっている。
そのほかにも、写真・動画のハイブリッド撮影が可能となる豊富な動画記録モードや撮影アシスト機能など、先進の機能を装備。映画やミュージックビデオ、ドキュメンタリー動画、SNS動画などの幅広い用途で、クリエイターが求める映像表現のニーズに応える。どんなカメラが登場するのか、続報を待ちたい。
大口径ズームレンズ「LEICA DG 25-50mm / F1.7」の開発も発表
2021年5月26日に行われた新製品プレゼンテーションでは、「LUMIX GH6」に適したレンズとして「LEICA DG 25-50mm / F1.7」の開発も発表された。「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.」(2019年8月22日発売) に続く開放値F1.7の大口径ズームレンズで、高精細でクリエイティブな撮影が可能。2本のレンズは、画作りの思想やレンズの形状を合わせて設計されている。発売時期や価格は未定だ。