2021年6月15日〜16日にパシフィコ横浜で開催されたフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア「PHOTONEXT (フォトネクスト) 2021」。2年ぶりに開催されたリアルイベントの会場から、気になった製品をピックアップして紹介する。
ケンコープロフェッショナルイメージング (KPI) は、グループ会社のケンコー・トキナーとの合同ブースで出展。ケンコー・トキナーがステージを設けてセミナー中心に展開しているのに対し、KPIはGODOX (ゴドックス) の製品をメインに展示。見慣れた製品と並んで、参考出品の製品が数多く展示されていた。
GODOX製品を中心に展示するKPIのブースでは参考出品が目白押し
発売されたばかりの軽量モノブロックストロボ「GODOX AD100Pro」。出力100Wsで、バッテリーはクリップオンタイプの「GODOX V1」と共用になっている。
モノブロックストロボ「GODOX AD300Pro」2灯とアクセサリーをまとめてバックパックに収めた「AD300Pro デュアルフラッシュ バックパックキット」。バッテリー、充電器と電源ケーブルはもちろん、ソフトボックスやアンブレラなど、2灯分のアクセサリーもコンパクトに収められている。近日発売予定で、希望小売価格は148,000円(税込)。
最大出力60WのハンディLEDビデオライト「GODOX ML60」。ハンドグリップを装着することで、片手持ちでの使用も可能だ。NP-Fタイプのバッテリープレートが同梱されており、ACアダプターでもバッテリーでも使用可能。ケーブルを伸ばせば、バッテリープレートを腰に付けて使用することもできる。5月14日に発売されたばかりの新製品だ。
ハンドグリップの底部を引き出すことで、自立させることができるようになっている。
参考出品の「GODOX マルチカラー・チューブライト」。長さ60cmの「TL60」と30cmの「TL30」の2種類をラインナップする。マルチカラータイプのLED照明で、内蔵バッテリーで駆動する。ワイヤレスでのコントロールが可能で、スタンドに取り付けることもできる。キャンドルや花火、稲光など多彩なエフェクトモードを搭載している。
バッテリーメーカー FXLION (エフエックスライオン) の「NANO-HUB (ナノ ハブ)」も参考出品されていた。USB Type-C / Type-Aポートと12V、7.4V出力、2つのD-Tap電源入出力ポートなどを搭載しており、さまざまな撮影機器に電力を供給することができるコンパクトなパワーハブだ。
大容量でコンパクトなVマウントバッテリー「NANO ONE」などと組みわせて、いろいろな使い方ができるようになっている。