ウエスタンデジタルは、コンテンツ制作者やプロフェッショナルに向けたプレミアムストレージソリューション新ブランド「SanDisk Professional (サンディスクプロフェッショナル)」のストレージやカードリーダーを2021年7月下旬より順次発売する。
サンディスクプロフェッショナルとは
「サンディスクプロフェッショナル」は、ウエスタンデジタルのプロ向けハイエンドストレージソリューション「G-Technology」と、記録メディアで知られる「サンディスク」との融合から生まれた新ブランド。これまでの「G-Technology」ユーザーであった映像制作や音響編集の現場に加え、ヘルスケアやIT、AI関連に適した製品がラインナップされている。「サンディスク エクストリーム プロ」よりも、さらに映像制作や音響編集などのプロユースに特化したブランドという位置付けだ。
データを記録したメモリーカードからカードリーダーを使ってドッキングステーションに取り込み、編集したデータを大容量RAIDでバックアップするまでの一連の作業をワンストップで実現するための製品群が揃えられている。
プロ仕様のCFexpressカード
プロ仕様の堅牢な「PRO-CINEMA CFexpressカード」。連続してデータを書込む最低速度400MB/秒を保証し、安定した動画記録を実現する。発売時期は未定となっている。
カードリーダー「PRO-READER」シリーズ
プログレードのカードリーダー「PRO-READER」シリーズ。SuperSpeed USB 10 GbpsをサポートするUSB Type-Cインターフェースを備えたCFast用、CFexpressカード用、RED Mini-Mag用とCF / SD / microSDカード用の4つのカードリーダーで、さまざまなカメラの記録メディアに対応する。USB Tyoe-Cケーブルを使って、カードリーダー単体で接続が可能なほか、ドッキングステーション「PRO-DOCK4」に組み込むこともできる。
価格はいずれもオープン。参考価格は「PRO-READER RED Mini-Mag Edition」が32,780円、「PRO-READER CFast」が15,180円、「PRO-READER CFexpress」が17,380円、「PRO-READER Multi Card」が14,080円 (いずれも税込)。
ドッキングステーション「PRO-DOCK 4」
4ベイ構成のリーダードッキング・ステーション。最大4つのカードから同時にパソコンに取り込みが可能で、さまざまなカメラのデータ取り込みの橋渡しをする。価格はオープン。参考価格は85,800円 (税込)。
ポータブルHDDとSSD
「G-Technology」の流れを汲むポータブルドライブ。最大5TBのポータブルHDD「G-DRIVE ArmerATD」、スマートフォンからのロック / アンロックが可能な「G-DRIVE ArmorLock」、ハイパフォーマンスなSSD「G-DRIVE Pro SSD」「G-DRIVE SSD」をラインナップする。
価格は、いずれも従来の「G-Technology」シリーズを引き継いだものとなる。参考価格は「G-DRIVE ArmerATD」が12,980円 (1TB) 〜26,180円 (5TB)、「G-DRIVE ArmorLock」が74,800円 (2TB) 〜118,800円 (4TB)、「G-DRIVE Pro SSD」が32,780円 (500GB) 〜107,800円 (2TB)、「G-DRIVE SSD」が23,980円 (500GB) 〜63,580円 (2TB)。いずれも税込。
大容量ストレージ
大容量のデスクトップHDD。アルミ筐体でUltrastarの7200prmのHDDを採用する。最大18TBまでの「G-DRIVE」と最大36TBまでの「G-RAID2」をラインナップする。
8台のHDDを搭載可能で最大144TBの大容量ストレージ「G-RAID Shuttle8」。持ち運び可能で、専用の搬送ケースも用意されている。
いずれも価格は従来の「G-Technology」シリーズを引き継いだものとなる。参考価格は、「G-DRIVE」が28,380円 (4TB) 〜87,780円 (18TB)、「G-RAID2」が96,800円 (8TB) 〜275,000円 (36TB)、「G-RAID Shuttle8」が572,000円 (48TB) 〜1,408,000円 (144TB)。いずれも税込。