写真家の浅田政志が高知県で活躍する40組143人を撮影した写真展『浅田政志・高知に笑顔広がる写真展』が高知・東京・岡山で同時開催中だ。開催期間は8月6日(金)〜9月5日（日）まで。※岡山会場は8/13(金）〜8/19(木)の期間限定展示。
高知県は、観光キャンペーン「リョーマの休日」のプロモーションの一環として、映画「浅田家!」のモデルになった写真家の浅田政志が、高知の魅力の1つである「高知の人」を撮影。
被写体は、高知県の各所に足を運び、様々なエリアで活動している地元の人と交流を深めながらカメラを向けた。日本の植物分類学の父・牧野富太郎ゆかりの野生植物など約3,000種以上が楽しめる牧野植物園のスタッフや、中山間部の耕作放棄地を開拓した夫婦など様々な人々と出会い、自然豊かな高知とそこで暮らす人々の営みに触れながら作品を仕上げた。日本最後の清流・四万十川では、全⻑220mのワイヤーを伝って川の上空を渡るジップラインを自らも体験。
コロナ禍の厳しい時代だが、「高知の自然」や「高知で暮らす人々」の生き生きとした写真を多く展示した。笑顔や元気、潤いを分かち合いたいという思いとともに全40作品を公開している。
8月6日にトークショーを開催 ダイジェスト版動画を公開
作品公開初日の8月6日には、高知市の高知県立牧野植物園で出会った人々をゲストに迎えトークイべントを開催。各地の魅力や取り組みなどを紹介しながら、撮影のエピソードを語った。
浅田政志(あさだ まさし)プロフィール
1979年、三重県生まれ。日本写真映像専門学校研究科卒。スタジオフォボス社を経て、2007年 に写真家として独立。2009年に発売した写真集「浅田家」で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。 2020年10月公開の映画「浅田家!」のモデルとして注目されている。企画展や著書など多数。
この投稿をInstagramで見る
展示へのコメント
お会いした方々はみなさん、ご自分の町にプライドを持っていらっしゃって、高知の魅力が伝わってきました。撮影の際も恥ずかしがらずにオープンな方ばかり。いろんな意味で「全開」でした。 写真を見ていただいて「この人たちに会いたい」「ここに行ってみ たい」と思っていただければ。旅行ができるようになったタイミングでぜひ、訪れていただきたいです。
写真家・浅田政志『高知に笑顔広がる写真展』概要
期 間：2021年8月6日(金)〜9月5日(日)
会 場：高知：金高堂本店 (高知市帯屋町2-2帯屋町チェントロ1階 )
東京：高知県アンテナショップ「まるごと高知」1,2階 (東京都中央区銀座1-3-13)
岡山：岡山駅前商業施設「イコットニコット」(岡山市北区駅前町1-8-18)