Profoto (プロフォト) は、バッテリータイプの小型軽量モノブロックストロボ「B10X」「B10X Plus」を2021年9月9日に発売した。
「Profoto B10」「Profoto B10 Plus」の後継モデル。フラッシュ光に加え、モデリングランプのLEDは明るさ・色温度の調整ができる定常光として利用可能で、スチル撮影とムービー撮影の両方で使うことができる。また、OCFライトシェーピングツールと組み合わせることで、さまざまな光を作り出すことができる。
なお「B10X」「B10XPlus」の発売により「B10」のみが併売。「B10 Plus」「B10 デュオキット」「B10 Plus デュオキット」は販売終了となる。
■進化ポイント
リサイクルタイムが「B10X」で2.0秒から1.35秒に、「B10X Plus」では2.5秒から2.2秒に短くなった。また、モデリングランプでもあるLEDの明るさが、最大出力2500ルーメンから30%アップして3250ルーメンに向上した。デザイン面もよりシンプルでグラフィックなものになっている。
■共通仕様
「B10X」はフラッシュ光の最大出力が250Ws、「B10X Plus」は最大出力500Wsと違いがあるだけで、主な仕様は同じとなっている。OCFシリーズを含む120種類以上のProfoto製ライトシェーピングツールの取り付けが可能なほか、「Profoto Air Remotes」対応機種と互換性があり、Profoto機器をBluetoothで接続し、リモートコントロールができる「AirX」を内蔵する。TTL自動調光、ハイスピードシンクロ (HSS) にも対応する。また「Profoto Control / Cameraアプリ」でスマートフォンとの接続も可能だ。定常光の超広範囲は10〜100%、色温度は3000〜6500K (±500K) で調整することができる。
Profoto B10X
最大出力250Ws。出力レンジは10f-stops (1.0〜10) で、リサイクルタイムは0.05〜1.3秒。バッテリーは B10用リチウムイオンバッテリーを使用する。最大出力で最大400回の発光が可能で、定常光の持続時間は最大出力で最長65分間。バッテリー充電時間は90分以内となっている。価格は単体が249,280円、2台セットの「B10X デュオキット」は493,680円 (いずれも税込)。
Profoto B10X Plus
最大出力500Ws。出力レンジは10f-stops (1.0〜10)で、リサイクルタイムは0.05〜2.2秒。バッテリーはB10用リチウムイオンバッテリーを使用する。最大出力で最大200回の発光が可能で、定常光の持続時間は最大出力で最長65分間。バッテリー充電時間は90分以内となっている。価格は単体が289,960円、2台セットの「B10X Plusデュオキット」は573,980円 (いずれも税込)。